結論から言うと、非通知が誰からか分かる方法はありません。
事件性がある場合は警察が調べますが、電話番号は個人情報なので簡単には調べてくれません。
非通知は公衆電話からだけでなく、iphoneやAndroidからも簡単にかけられます。
不特定多数からかけられるので、誰からの非通知か予測するのは困難です。
誰からか分かる方法はありませんが、着信拒否や着信音を消すといった対策を紹介していきます。
非通知でも誰からか分かる方法はない

非通知の電話が誰からか、個人的に調べる方法はありません。
事件性がある場合は、警察が調べることは可能です。
電話記録には、非通知であっても誰が電話をかけているか記録されています。
ただ、基本的には非通知が誰からかかってきたのかを知ることはできません。
受話器を持って136と1を押すと、最後にかかってきた日時と電話番号を教えてくれる「ナンバーお知らせサービス」をご存知の方もいると思います。
残念ながら、このサービスでは公衆電話や非通知の電話番号は教えてくれません。
非通知の電話がどこからかかってきたか調べる方法はないので、無視するか着信拒否をおすすめします。
非通知や通知不可能の電話に出ると、中国語のガイダンスが流れるといった例もありますし。
》「通知不可能」の電話に出てしまったら中国語の自動音声が・・料金は?
非通知の電話をかけてくる人に心当たりがあり電話に出る時は、十分に注意してください。
詐欺やストーカーなどの悪質な電話の可能性もあります。
個人情報を先に伝えない、怪しいと思ったらすぐに電話を切るなどの対策をしましょう。
ワン切りが続いて、着信履歴に残っているといったこともあるので、こちらで紹介しています。
》非通知電話で昼間にワン切り連発・何これ?【2023】夜中の長い着信でも出ない方がいい理由
非通知の番号を知るアプリもない?iphone(au・ソフトバンク・ドコモ)

非通知の番号を調べるアプリも存在しません。
非通知の電話には出ないように、出てしまった場合は個人情報を伝えないようにしましょう。
非通知の電話がかかってきた時に、番号通知をしてかけ直すようにガイダンスを流すことはできます。
携帯電話会社によってやり方が異なるので、それぞれ説明します。
au「番号通知リクエストサービス」の設定方法
「1481」でサービスの起動、「1480」でサービス停止ができます。
auの場合、公衆電話や国際電話などからの電話はつながることがあるようです。
追加料金は必要ありません。
ソフトバンク「ナンバーブロック」の設定方法
MySoftbank(マイソフトバンク)でナンバーブロックの申し込みをして、「安心・便利サービス」の「ナンバーブロック」から設定します。
または、「114」に発信してガイダンスに沿って手続きをしましょう。
ナンバーブロックは、月額110円(税込)のオプションサービスです。
ドコモ「番号通知お願いサービス」の設定方法
「148」のあとに「1」でサービス起動、「148」のあとに「0」でサービス停止ができます。
追加料金は不要です。
非通知が誰か調べることができない理由

非通知が誰かを調べられないのは、接続局を通して電話をしているからです。
発信者→接続局→受信者という流れで電話がかかります。
非通知の場合は、接続局が発信者の電話番号を受信者に送りません。
受信者には、電話番号のデータが送られてこないので発信者の電話番号を知ることはできませんね。
アプリで調べられないのも、そもそも電話番号の情報が送られてきていないのでしかたありません。
電話番号は個人情報として厳重に管理されています。
電話会社や警察も簡単に教えてくれないのは、個人情報だからです。
とはいえ、事件性がある時は対応してくれる可能性もあります。
非通知の電話がしつこくかかってきたり、命の危険を感じる場合は警察に相談してみましょう。
非通知はどこから誰がかけてくる?

公衆電話から電話をすると非通知になります。
ただし、非通知の全てが公衆電話からではなくiphoneやAndroidからかけてきている可能性もあります。
iphone・Androidから非通知の電話をかける方法
iphoneの場合は、「設定」「電話」と進み「発信者番号通知」をオフにします。
Androidは「設定」から「通話」「着信拒否」などの設定を変更します。
Androidは機種によって非通知の設定ができない可能性があるので、使っている機種の設定方法を確認してください。
設定できない場合は、「184」を使いましょう。
iphoneでもAndroidでも、「184」を電話番号の先頭につけると電話番号が非通知になります。
逆に、非通知の設定をしていても、電話番号の先頭に「186」をつけると電話番号を通知できます。
誰が非通知でかけてくる?
非通知の電話は、ストーカー、嫌がらせ、詐欺、セールス、勧誘など悪いイメージがあります。
電話番号を知られたくない人が、非通知でかけてきているからですね。
これらの非通知は、無視するのが一番です。
何度もかかってくる場合など、必要であれば着信拒否の設定をしましょう。
他に考えられるのは、公衆電話からかけてきている時です。
公衆電話の数は減りましたが、未だに残っています。
スマホを持っていない子どもや高齢の方が公衆電話からかけてくる可能性のある場合は、非通知でも出なければなりません。
非通知に出てみて、迷惑電話だった場合は個人情報を伝えないように気をつけましょう。
他にも、企業の電話や間違って設定してしまったという悪意のないケースがあります。
会社の方針で非通知にしているという会社もありました。
ただ、非通知の電話が警戒されることが多いので、現在は少数派だと思います。
また、スマホの扱いに慣れていない方が身近にいる場合は、間違って設定してしまうことがあります。
身近な人が非通知の設定になっていないか確認してみるのも手です。
非通知からの着信をブロックする方法

iphoneでは、「設定」「電話」と進み「不明な発信者を消音」をオンにすると非通知からの着信がブロックされます。
電話の履歴には非通知の記録が残るので、後から非通知の電話がきていたことを確認できます。
また、おやすみモードは、特定の電話番号以外の着信音を鳴らなくするモードです。
「設定」「集中モード」「おやすみモード」と進み「おやすみモード」をオンにします。
連絡先を追加すると、特定の人だけ着信音が鳴るように設定できます。
フーズコール(Whoscall)というアプリを使う方法もあります。
迷惑電話を調べたり、自動ブロックしたりできるというアプリです。
無料でインストールでき、課金することですべての機能が使えるようになります。
非通知の電話のブロックのほかに、知らない電話番号の特定も可能です。
16億件以上もの電話番号のデータベースから検索して、どこの番号か表示する機能があります。
知らない番号からの電話に対応しなくてはならない時には便利なアプリですね。
宅配便やお店からの電話には出て、勧誘の電話はブロックするといったことも可能になります。