「APPLE COM BILL」は、アップルから請求があった時に表示されます。
iPhoneやMacパソコンでの、アプリや音楽の購入、月額サービスの利用などが考えられますね。
130円・400円・1080円など特定の金額の場合は、月額サービスの可能性が高いです。
購入履歴の確認方法や月額サービスの解約方法、不正利用が疑われる時の対応など「apple com bill」に関する内容を解説していきます。
「apple com bill」の確認方法

アップルから請求があった場合、クレジットカードなどの明細には「APPLE COM BILL」「apple.com/bill」などと表示されます。
アップルから請求があるのは、アプリや音楽、映画、本などを購入した時、月額サービスを利用した時です。
具体的に何の料金なのか調べるためには、購入履歴を確認しましょう。
購入履歴は、iPhoneやiPadなどの端末、webサイトの2通りの方法で確認できます。
iPhoneから確認する方法
まず、設定アプリの自分の名前の部分をタップします。

「メディアと購入」を選択し、「アカウントを表示」を選びます。
下の方に「購入履歴」があるので確認してみてください。
無料でインストールしたアプリも表示されます。
クレジットカードに請求があった付近の日付を探してみましょう。
webサイトから確認する方法
アップルの請求履歴は、https://reportaproblem.apple.comからも確認できます
まず、サインインするためにIDとパスワードを入力します。

下の方に購入履歴が表示されるので、確認したい日付を探してください。
家族が購入した分を確認する時は、AppleIDをクリックすると名前が表示されます。

無料でインストールしたアプリも表示されていますね。
日付をクリックすると、領収書が表示されます。
その他の方法
購入履歴を探しても見つからない場合は、アカウントが違う可能性があります。
複数のAppleIDを使っている場合は、他のアカウントも確認してみましょう。
また、アップルからの請求がある時はメールが届きます。
「Apple からの領収書です」というメールが届いていないか確認してみてください。
このメールには、使用したAppleIDと日付が記載されています。
そもそも何の料金?(130円・400円・980円・1080円)

「APPLE COM BILL」で請求された金額によって、どの月額サービスかを推測できます。
アップルから請求される月額サービスはいくつかあります。
- iCloud+
- Apple Music
- Apple TV+
- Apple Arcade
- Apple One
これらの月額サービスの価格(税込)をまとめてみました。
ただし複数の月額サービスを利用している場合は、合算された金額が請求されます。
iCloud+ | 130円(50GB)、400円(200GB)、1300円(2TB) |
Apple Music | 480円(Voiceプラン)、580円(学生)、1080円(個人)、1680円(家族) |
Apple TV+ | 900円 |
Apple Arcade | 600円 |
Apple One | 1200円(個人)、1980円(家族) |
Apple Musicの個人プランが980円、家族プランが1480円だったこともありましたが、2023年現在は少し高くなっていますね。
アップルの月額サービスは、iPhoneを購入した時に数か月無料になります(iCloud+を除く)。
初めは無料なので、携帯会社に加入を勧められたり、加入させられていたりすることもあります。
これを忘れていて、無料期間終了後に解約をしていないと利用料金が請求がされてしまうわけです。
アップルの製品を購入した時は、必要のない月額サービスはすぐに解約するのがベストですね。
「apple com bill」を解約する方法

月額サービス(サブスクリプション)の解約は、スマホの設定アプリから行います。
「設定」→自分のアカウント名→「サブスクリプション」と進んでください。
登録している月額サービスが表示されるので、不要なものは解約しましょう。
iTunesの「設定」やアップルストアの「アカウント設定」からも解約できます。
WindowsパソコンはiTunesから、Macパソコンはアップルストアからが簡単です。
iTunesは、ダウンロードする必要があります。
ダウンロードしていない場合は、iTunesのダウンロードから使用しているパソコンに合ったものをダウンロードしてください。
iTunesを開いたら「アカウント」→「マイアカウントを表示」→設定にあるサブスクリプションの「管理」から「編集」で解約します。

Apple Store(アップルストア)では、アカウント名→「アカウント設定」→「サブスクリプション」と進みます。
サブスクリプション画面の「管理」をクリックし「編集」で解約します。
不正利用では?問い合わせ方法

クレジットカードの不正利用が考えられる場合は、アップルとクレジットカード会社に連絡しましょう。
購入した履歴が見つからない場合は、不正利用の可能性があります。
クレジットカードの番号やアカウント情報が流出して、誰かのAppleIDで不正に利用されているということですね。
そのまま放置してしまうと、さらに請求額が高額になる可能性があります。
不正利用かもと思ったらできるだけ早く、アップルとクレジットカード会社へ連絡しましょう。
アップルへの連絡は、下記サイトから行えます。
サイトの下の方にある電話やチャットで問い合わせてください。

クレジットカード会社への連絡も同様に、電話やメール、チャットなどで問い合わせましょう。
利用中のクレジットカードによって、問い合わせ先は異なります。
利用しているクレジットカードのホームページから問い合わせてみてください。
appleで不正利用される原因として考えられるもの

「apple com bill」での不正利用は、クレジットカードまたはアカウント情報の流出が原因だと考えられます。
それぞれの場合にどのような状態になるのかを見ていきましょう。
クレジットカード情報の漏洩
クレジットカードの情報が漏洩している場合は、メールや購入履歴を探しても購入した情報は見つかりません。
別のアカウントの支払いに、クレジットカードを不正利用されていて請求が来ている状態です。
すぐにクレジットカードの利用停止の手続きをしなくては、アップルだけでなく他の支払いにも不正利用される可能性があります。
アカウント情報の漏洩
身に覚えのない購入の履歴が残っている場合、アップルアカウントの情報が漏れた可能性があります。
もちろん、子どもや家族が購入していないかの確認も必要です。
全く身に覚えがない場合は、アップルへの問い合わせとアカウント情報の変更をしましょう。
不正利用をされないために、普段からパスワードを定期的に変更する、推測しやすいパスワードやメールアドレスを避けるといった対策が必要です。
もしもの時に備えてクレジットカード会社への連絡先を把握しておくことも大切ですね。
これを機に、パスワードの見直しなど対策をしてみてはいかがでしょうか。