洗濯終わったかなと見に行ったら脱水モードのエラーで止まっていた、なんて経験ありませんか?
洗濯機の脱水モードがガタガタいって止まってしまう理由として、排水口や排水ホースにゴミが詰まっていることがあります。
こまめに掃除していればいいのですが、そこらはなかなか掃除しないですよね。
今回は洗濯機の脱水がガタガタして止まってしまう理由と排水ホースの外し方についてお話ししていきたいと思います。
洗濯機の脱水がガタガタいって止まる原因
洗濯機の脱水にエラーが起こってしまう原因は
- 排水口、排水ホースにゴミが詰まっている
- 洗濯槽内で衣類がかたよっている
- そもそも洗ってはいけないものを洗濯している
上記3つが挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
排水口、排水ホースのゴミ詰まり
洗濯に使った水が流れていく排水口と排水ホースは、めったに掃除をしない部分でもあるため、ゴミが詰まっていることが多いです。
排水口にゴミが詰まっていると、その周りにもゴミがあふれて汚くなります。
定期的に排水口の確認をして、綺麗にしてあげましょう。
排水口が汚れているときは排水ホース内も汚れている可能性が高いです。
洗濯時に出た糸くずやホコリはもちろん濡れていますから、さらに詰まりやすくなっています。
排水ホースが詰まってしまうと排水がうまくできないため、脱水時にエラーとなってしまうのです。
排水口の掃除をするときは同時に排水ホースの中もチェックしましょう。
洗濯槽内での衣類のかたより
脱水時のエラーの原因として最も多いのが洗濯槽内での衣類のかたよりです。
我が家の洗濯機もよく衣類のかたよりでエラーになります。
この場合は衣類のかたよりを直して、再度スタートボタンを押せば問題ありません。
そもそも洗ってはいけないものを洗濯している
洗濯機が使えない衣類があるのをご存知ですか?
- 防水加工されている衣類など
- カーペットやカーペットカバー、ゴム製のマットなど
- ウレタン製のもの、座布団や枕、クッションなど
これらは洗濯してはなりません。
防水加工されている衣類
例:ウィンドブレーカー、レインコート、ダウンジャケット、寝袋など
防水加工されているものは、その特徴のとおり水を通しません。
水を通さない製品は洗濯機にかけても洗えないですから、注意しましょう。
カーペットやカーペットカバー、ゴム製のマットなど
カーペットやカーペットカバーはそもそも重たいものが多く、洗濯機にかけたとしてもかたよりでエラー続きになると思います。
ゴム製のマットも水を通さない製品になりますから、洗濯機の利用は避けましょう。
ウレタン製のもの、座布団や枕、クッションなど
これらは吸水性が高く、水を含むとものすごく重くなります。
このような製品は極端に重くなり脱水ができないので、洗濯機には入れないようにしてください。
洗濯機の排水ホース、簡単な外し方は?
洗濯機の排水ホースを掃除しようとなったときに悩むのが排水ホースの外し方ですよね。
私も一人暮らしをしていたときに分からなくて、検索したことがあります。
まず必要なものを準備しましょう。
~準備するもの~
- バケツ
- タオル
~外し方~
- 洗濯機の電源を入れて、脱水モードのみでスタートする。
- 脱水が終わったら、洗濯槽の水分をタオルで拭き取る。
- 排水ホースを取り外す。(取り外すときにホース内に水が残っていることがあるので用意しておいたバケツに入れるようにすれば周りが濡れることもありません。)
排水ホースは、バンドでとめてあるものやネジでとめてあるものなど様々です。
バンドでとめてあるものは、バンドを緩めてから引き抜いてください。
ネジで固定されているものは、ネジを緩めてから引き抜きます。
バネで固定されているものはペンチを使って外しましょう。
接着剤でとめてあるものもありますが、強く引き抜けば外れます。
少々面倒だなと思いますが、洗濯機のためにもこまめに排水ホースを外して掃除するようにしましょう。
大きなものだけを脱水するのもNG
脱水の際は、水を吸収して重くなっている洗濯物に遠心力がかかった状態でグルグルと回しています。
そのため大きなものだけで脱水しようとすると、洗濯機全体の回転がぶれて定まらず、ガタガタと大きな音が出てしまうのです。
また脱水時の洗濯物の量は多すぎても少なすぎても、ガタガタと音が鳴ってしまったり、洗濯槽内で重みがかたよってエラーになったりします。
なるべく洗濯槽内でのかたよりを防ぐために、洗濯物は説明書記載の量にするようにしましょう。
まとめ
今回は洗濯機の脱水モードについて、ガタガタしてとまる理由や排水ホースの外し方についてご紹介しました。
脱水モードでガタガタしたり、とまってしまったりする理由は
- 排水口、排水ホースにゴミが詰まっている
- 洗濯槽内で衣類がかたよっている
- そもそも洗ってはいけないものを洗濯している
これらの3つが挙げられます。
脱水モードでのエラーのほとんどは衣類のかたよりです。
しかし排水口や排水ホースにゴミが詰まっているときも、排水がうまくできずエラーとなることがあります。
また水を通さないものや水の吸収力が良すぎるものは洗濯機の利用ができないため、入れないようにしてください。
排水ホースの取り外しは、バケツとタオルがあればできます。
- 洗濯機の電源を入れて、脱水モードのみでスタートする。
- 脱水が終わったら、洗濯槽の水分をタオルで拭き取る。
- 排水ホースを取り外す。
この手順で行ってください。
ホース内に残った水はバケツに捨てるようにしましょう。
大きなものだけを脱水するのはよくないというお話しもしました。
洗濯槽内での重みのかたよりを防ぐためにも、洗濯物は大小さまざまに且つ説明書記載の量にするようにしてくださいね。