台湾名物の台湾カステラって食べたことありますか?
日本のカステラというと、長崎カステラのようなしっとりとした食感を思い浮かべますよね。
台湾カステラと日本のカステラの違いを見てみると、台湾カステラはボリュームがあり、しっとりというよりかはふわふわした食感で、シフォンケーキに似ています。
シフォンケーキはほかのケーキに比べるとカロリーが低いのですが、それに似た台湾カステラのカロリーは高いのかも気になるところですよね。
今回は台湾カステラと日本のカステラ、シフォンケーキとの違いについて、その特徴やレシピを比べながらお話ししていきたいと思います。
台湾カステラの特徴は?シフォンケーキとの違いは?

台湾カステラの特徴は、そのボリュームです。
日本でカステラというと長崎カステラを思い浮かべますよね。
長崎カステラは、生地のしっとりとした食感と上品な甘さが特徴の名物です。
台湾カステラはふわふわ、ぷるぷるとしたシフォンケーキのような食感で、しっとりとした長崎カステラとはまた違う味わいが楽しめます。
このようにシフォンケーキとの大きな違いはないですが、しいて違いを言うならば台湾カステラは時間の経過によってその食感が変化していくところでしょうか。
焼きたてはふわふわ、粗熱が取れるころにはぷるぷる、冷蔵庫で冷やしたものはしゅわしゅわとするようで、時間経過によって食感が変わるのも台湾カステラの魅力です。
台湾カステラの定義とは
台湾カステラの定義、なにをもって「これは台湾カステラだ」というのか。
まず、食べ物の名前に「地名」がついているものは大抵「その場所で作られているもの」ということが重要になりますよね。
レシピについては現地でもお店によって個性があり、「絶対にこの材料」という定義はないはず。
なので台湾で作られた(発明された)カステラ=台湾カステラ、ということになるでしょう。
台湾カステラはその名のとおり台湾の名物で、現地では「現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)」と呼ばれています。
現烤蛋糕とは、焼きたてのケーキという意味だそうです。
台湾ではナッツをトッピングしたもの、生地にチーズを入れて練ったものなど、様々な種類の味があるので、旅行で行ったときにはぜひ食べてみてくださいね!
台湾カステラをお土産に買うときは、賞味期限に注意しましょう。
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台湾カステラの日持ち・ 賞味期限は何日?保存方法は冷蔵?冷凍?
台湾カステラとシフォンケーキのレシピは似てる?

台湾カステラもシフォンケーキも食用油をそのまま入れたり、メレンゲを使ってふわっとしたボリュームに仕上げたり、そのレシピはとっても似通っています。
使う材料が少し違うくらいでしょうか。
それではそれぞれの詳しい作り方について、ご紹介していきますね。
台湾カステラの作り方
材料(18㎝角型)
- 卵 6個
- 食用油 60g
- 薄力粉 100g
- 無調整豆乳 100g
- きび砂糖 100g
下準備
- 冷蔵庫で冷やしておいた卵を卵白と卵黄に分ける。
- 薄力粉はふるっておく。
- 豆乳は40℃になるように湯煎しておく。(600Wの電子レンジで15秒~20秒ほど温めてもよい)
- 角形にはオーブンシートを敷いておく。
- オーブンを予熱160℃に温めておく。
作り方
- 食物油を湯煎して50℃ほどになるように温める。
- 適度に温まった食用油に薄力粉を入れてよく混ぜる。
- 事前に温めてあった豆乳と卵黄を少しずつ入れて混ぜる。
- 卵白にきび砂糖を入れて、泡立ててメレンゲを作る。
- 3に4のメレンゲを少しずつ入れながら混ぜ合わせる。
- 型に5を流しいれ、上から数回たたき落とすようにして空気を抜き、160℃で温めてあったオーブンレンジで50分~60分焼く。
2の工程では粉っぽさが無くなれば問題ないので、混ぜすぎないように注意してください。
混ぜすぎてしまうと、生地が粘り強くなってしまい、焼き上がりもふわっとなりません。
またメレンゲを作るときは、泡だて器で作るにはかなり腕が疲れるので、電動ミキサーを使うとよいですよ。
おやつなどにぴったりですし、簡単に作れるので、ぜひ作ってみてください。
シフォンケーキの作り方
材料(17㎝型)
- 卵 3個
- 食用油 35g
- 薄力粉 80g
- グラニュー糖 70g
- ベーキングパウダー 3g
- 牛乳 70ml
下準備
- 冷蔵庫で冷やしておいた卵を卵白と卵黄に分ける。
- 薄力粉はふるっておく。
- オーブンを予熱170℃に温めておく。
作り方
- 卵黄とグラニュー糖30gを混ぜあわせる。
- 1に食用油、牛乳、薄力粉、ベーキングパウダーを加え、よく混ぜる。
- 卵白に残りのグラニュー糖(40g)を入れて、メレンゲを作る。
- 2に3のメレンゲを少しずつ入れながら、ゴムベラでさっくりと切るように混ぜ合わせる。
- 4を型に流しいれ、上から数回たたき落とすようにして空気を抜き、170℃のオーブンで30分ほど焼く。
台湾カステラはカロリーが高い?
台湾カステラのカロリーは、ほかのケーキなどと比べると低いと言えるでしょう。
ただ生クリームやチョコレートなどのトッピングを多くした場合、もちろんその分だけカロリーは高くなります。
台湾カステラと似ているシフォンケーキも、ほかのケーキよりカロリーが低いんですよ。
台湾カステラやシフォンケーキは食用油を使っているので、食べ過ぎてしまうと太る原因になりますが、ほかのお菓子と違いバターを使っていないので、その分だけ低カロリーになるようです。
また食用油は腹持ちがいいので、ダイエット時のおやつなどに向いています。
カロリーが低めとはいえ、食べすぎには注意してください。
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まとめ
今回は台湾カステラとシフォンケーキの違いについて、その特徴とレシピを比べながらご紹介してきました。
台湾カステラの特徴はそのボリュームです。
食感はしっとりとした長崎カステラとは違い、ふわっとしています。
さながらシフォンケーキのようですが、シフォンケーキとの大きな違いは時間の経過によって食感が変わることです。
台湾カステラは焼きたてはふわふわ、粗熱が取れるころにはぷるぷる、冷蔵庫で冷やしたものはしゅわしゅわとします。
台湾カステラとシフォンケーキのレシピもそっくりです。
食用油を使うことやメレンゲを作って生地にボリュームを持たせるなど共通している点が多く、作り方にそれほど大きな違いはありません。
台湾カステラは湯煎して事前に温めておくものが多いことや、グラニュー糖ではなくきび砂糖を使うなど、シフォンケーキとの違いはそのくらいでしょう。
また台湾カステラのカロリーについてもお話ししました。
シフォンケーキと同様に食用油を使っているので食べ過ぎると太る原因となります。
しかしバターを使っていないので、ほかのケーキよりはカロリーは低いと言えるでしょう。
台湾カステラは簡単に作れますし、カロリーも低めで腹持ちもよいので、ダイエット時などにはおススメです。
ぜひ食べてみてください。