うっかり炊飯器の保温ボタンを押し忘れてしまった!なんてこと、ありますよねー。
炊飯器のご飯を保温なしで放置したら、「約3時間〜24時間」くらいまで食べられます。
しかし、炊飯器にご飯を入れっぱなしにすると内側の蓋についた水滴がご飯に落ちて、カビの原因になるのでなるべく早く食べましょう!
今回は、「保温なしで放置したご飯の賞味期限やおいしい食べ方」などについてご紹介致します。
炊飯器のご飯は保温なしだといつまで食べられる?

炊飯器のご飯は保温なしだと「約3時間〜24時間」くらいまで食べられます。
24時間までとはいえ、なるべく早めに食べましょう。
なぜならば「保温なしで放置すると、30度前後を好むセレウス菌が繁殖し、嘔吐や下痢・食中毒になる可能性があるから」です。
特に暑い夏の季節だと、ご飯が腐るスピードが早いので気を付けましょう。
腐ってしまったご飯の特徴をまとめます。
腐ってしまったご飯の特徴
・変な粘りがある。
・酸っぱいにおいがする。
・黄色く変色している。
この3点を確認して、食べるか食べないか判断をしましょう。
放置していたご飯のおいしい食べ方

放置していたご飯のおいしい食べ方は、「加熱」をすること。
74度以上で加熱をすると、食中毒のリスクが下がる効果があるようです!
加熱調理の例を挙げると、炒飯・リゾット・雑炊などでしょうか。
ネットで探してみると、「カピカピご飯レシピ」や「硬くなったご飯復活レシピ」など、参考になるレシピがたくさんあります。
放置したご飯は風味が少し落ちますが、濃い味付けをすると気にならなくなりますよ!
放置したご飯で炊飯器が臭いときはどうしたらいい?

放置したご飯で炊飯器が臭いときは、「クエン酸」を使って洗いましょう!
クエン酸を使って洗うことで、炊飯器の中の細菌の繁殖を抑制し、臭いを消すことができるんです。
クエン酸で炊飯器を洗う方法はこちらです。
クエン酸で炊飯器を洗う方法
1 炊飯器の内釜を冷ます。
2 冷めた内釜に、水を7〜8分目まで入れる。
3 内釜に入った水の中にクエン酸を約20g入れて溶かし、「炊飯」のボタンを押して炊く。
4 炊き終わったら、保温をOFFにして冷ます。
5 内釜に入ったクエン酸水を捨てて、一度水洗いをする。
6 乾いた布巾などで拭いて終了。
洗い方はシンプルですね。
内釜が洗い終わったら、内蓋や他の場所も中性洗剤で洗いましょう。
洗う時に意識してほしいことは、洗った内蓋や他の部分の水気をしっかり拭き取ること。
水気をしっかり拭き取らないと故障の原因になる可能性があります。
内釜や他の部分を洗う時は、スポンジや歯ブラシを使うと細かいところまで洗えて楽です。
また、無印良品には隙間掃除用の掃除用品があり、炊飯器の狭いところまで掃除がしやすいのでおすすめですよ。
炊いたご飯のおいしい保存方法

炊いたご飯のおいしい保存方法は、「なるべく早く冷凍庫で保存する」ことです。
なるべく炊きたてのご飯を冷凍庫で保存すると、お米の水分を逃さず、おいしく食べることができます!
ですので、炊いたらなるべく早く冷凍庫に保存しましょう。
では、保存方法を説明致します。
1 炊いたご飯を用意する。(炊きたてのご飯推奨!)
2 約お茶碗一杯分に分けたご飯を、ラップの上に平らにのせる。
3 平らにのせたご飯を隙間がないようにラップで包み、そのまま約10分置いて粗熱をとる。
4 粗熱がとれたら冷凍庫に入れる。
冷凍庫で保存をすると、約1ヶ月もたせることが出来ますので、ストック用としてご飯を保存しておくのもいいかもしれませんね。
まとめ

今日は、「保温なしで放置したご飯の賞味期限やおいしい食べ方」などをご紹介致しました。
まとめます。
・炊飯器のご飯は保温なしだと「約3時間〜24時間」くらいまで食べられる。
・放置していたご飯のおいしい食べ方は、「加熱をする」。
・放置したご飯で炊飯器が臭いときは、「クエン酸を使って洗う」。
・炊いたご飯のおいしい保存方法は、「なるべく早く冷凍庫で保存する」。
保温ボタンを押し忘れてしまった時は、炊き終わった時間を思い出して、「食べられるのか、食べられないのか」を判断してみてくださいねー。
健康第一ですよ。
では、良いご飯LIFEを!