もらった商品券やギフトカードを換金しても、相手にバレることはありません。
せっかくもらったのに換金するのは申し訳ない気がするかもしれませんが、バレないので心配は無用です。
ここでは、JCBギフトカードなどを換金する方法について幾つか紹介します。
気になる税金や注意すべき点について、知っておくと安心ですね。
今回は、商品券やギフトカードの換金について、あなたが自分に合うやり方を選べるように詳しく案内していきたいと思います。
もらった商品券の換金はバレる?

もらった商品券やギフト券を換金しても、相手にはバレません。
お中元・お歳暮や景品としてもらったJCBギフトカードなどの使い途を、贈り主が追跡することは不可能です。
万が一、金券ショップで換金中に贈り主とばったり出会ったとしても、換金しようとしていることはバレますが、誰からもらった商品券の換金なのかはバレません。
また、そのように偶然遭遇する確率もかなり低いことから、バレる心配は限りなくゼロに近いといえます。
JCBギフトカードなどの商品券を換金できる場所

次に、JCBギフトカードなどの商品券を換金できる場所について3つ紹介します。
それぞれにメリットやデメリットなどの特徴があるので、自分に合うやり方を選んでくださいね。
金券ショップに持ち込む
一番簡単に換金できるのは、金券ショップに持ち込んで買い取ってもらう方法です。
マイナンバーカードや免許証、パスポート等の身分証明を持参すれば、その場ですぐに現金を入手できます。
換金率はどこの金券ショップでも大きな差はありませんが、一般的には都市部にある大手チェーンの金券ショップに買い取ってもらうのがおすすめです。
有効期限があったり、限られた用途にしか使えない商品券をもらった場合は、いつでも自由に使えるように近くの金券ショップで換金して現金化しておくのもよいでしょう。
チケット売買の専門サイトを利用する
金券ショップが近くになかったり、営業時間内にショップまで出向くのが難しいときは、チケット専門の買取サイトや金券ショップの公式サイトを利用して郵送で買い取ってもらうこともできます。
商品券を郵送で送り、査定された金額を口座振替や現金書留で受け取る流れになります。
ショップに足を運ぶ必要がない一方で、①郵送や査定に数日を要したり、②郵送料や振込手数料がかかったり、③事前に本人確認のための会員登録等の手続きが必要です。
各サイトにはそれぞれ換金手順やールがあるので、あらかじめよく確かめて自分が利用しやすいサイトを選んで換金するようにしましょう。
ネットオークションで売る
ネットオークションを利用すれば、金券ショップより高価格で商品券を現金化できる可能性があります。
ネットオークションの価格は、売りたい人と買いたい人の需要と供給の兼ね合いによって決まります。
私もギフトカードを出品した経験がありますが、カードを現金化するだけでなく、必要な方へ譲ることができたという充足感があり、良いご縁をいただいてお互いに気持ちの良い取引きができました。
ただし、商品券やギフトカード等の金券については出品禁止となっているフリマアプリやネットオークションも多いので、出品する前に利用規約の確認を忘れないようにしましょう。
注意点
また、当然のことですがどこで換金しても100%現金化できるわけではありません。
換金方法や取引きの相手によって換金率が違うので、どこでどう換金するかの見極めが重要です。
私は、JCBギフト券などのように有効期限がなく様々なシーンで幅広く使える使い勝手の良い商品券は、換金して額面を減らさずギフト券のまま100%使い切るようにしています。
もらった商品券を換金したら税金は

もらった商品券を換金しても、税金はかかりません。
商品券や切手、図書カード、旅行券などのプリペイドカードの譲渡は非課税とされているからです。
消費税は、商品券を使って何かを購入したり、サービスの提供を受ける時にかかります。
また、うっかりして後々後悔しないために、個人で扱う商品券と税金のことについてもう少し補足しておきますね。
贈与税
もしあなたが、1年間に合計で110万円以上の商品券やギフトカードをもらったとしたら、110万円を超えた金額分に対して贈与税がかかります。
現金だけでなく、商品券などの金券も基礎控除額110万円の算定に含まれることを念頭に置いておきましょう。
所得税・住民税など
業務の報酬として現金の代わりに支払われた商品券やギフトカードは、基本的に所得税や住民税の課税対象です。
契約や業務の内容、他の収入との関係などで控除額や申告方法が異なるので、報酬が商品券で支払われたときは手続きに漏れのないよう確認してくださいね。
他にも、懸賞で当たったり遺産として相続した商品券は、多額であれば課税対象になります。
商品券を換金してバレるケースもある?

最後に、クレジットカードを換金するなどバレて大変なことになるケースについてお知らせしますね。
クレジットカードで商品を購入し、分割払いが終了する前に売却して現金化するのはカード会社の禁止事項にあたることが多いため、チェックされてバレるケースが多いものです。
転売したことがクレジットカード会社にバレると、購入した商品の一括払いを請求されるだけでなく、本人の信用を失ってカードが使えなくなります。
実は、商品を分割払いで購入した場合、支払いが完全に終了するまで商品は購入者の所有物ではありません。
まだ所有していない商品を勝手に転売して現金化する行為は、違法とはいえないまでもグレーゾーンです。
クレジットカードで転売目的の商品を購入したり売却する際に、個人情報が業者に渡ってしまう心配もありますから、安易にクレジットカードの換金を行わないようにしましょう。
まとめ
商品券やギフトカードは、贈り主にバレることなく換金できます。
商品券と一緒にいただいたメッセージカードなどを大切にするのはもちろんですが、商品券自体は換金も含めあなたらしく有意義に活用することが、贈り主の気持ちを受け止めることにもなると思います。
そうした多彩な利用の形があることが、JCBギフトカードなど商品券の魅力の一つなのです。