ヨーグルトメーカーでr1ヨーグルトを作るときは、ドリンクタイプを使用するのがおすすめです。
ドリンクタイプのヨーグルトは牛乳と混ざりやすいので、ヨーグルトメーカーでのr1ヨーグルト作りが成功しやすくなります。
設定温度は43度、時間は8~10時間。さらに詳しい作り方を解説していきます。
牛乳にも種類がある?砂糖もいれる?詳しい材料まとめ

材料
- ヨーグルトメーカー
- 牛乳(成分表示の種類別名称が牛乳なっているもの)
- r1のむヨーグルト
砂糖はなくても大丈夫です。
ヨーグルトメーカー
ヨーグルトメーカーは牛乳パックがまるごと入って、自由に温度設定ができるものがおすすめです。
牛乳
牛乳は成分表示の種類別名称が牛乳になっているものを選びましょう。
低脂肪乳や無脂肪乳だとヨーグルトが固まりにくくなってしまいます。
r1のむヨーグルト
ヨーグルト作りにはのむヨーグルトを使用するのがおすすめです。
牛乳と混ざりやすくヨーグルト作りが成功しやすくなります。
食べるタイプのヨーグルトでも作ることはできます。
砂糖はいれる?
砂糖は入れなくて大丈夫です。
ですが自家製ヨーグルトには甘みがありません。
市販のヨーグルトのような甘みが欲しい場合は砂糖をいれましょう。
また、砂糖は菌のえさになります。
ヨーグルトの固まりが悪い場合は砂糖をいれることで菌の活動が活発になり固まりやすくなります。
設定温度や時間は?作り方解説

ヨーグルトメーカーでのr1ヨーグルトの作り方
- 牛乳パックのまま電子レンジで温める(600W3分)
- r1ヨーグルトが入る分だけ牛乳を別の容器に移す。
- r1ヨーグルトを牛乳パックいれてよく混ぜる(砂糖を入れる場合はここで加える)
- ヨーグルトメーカーにセットする。43度で8時間から10時間。
- できあがったら冷蔵庫で保存
①牛乳パックのまま電子レンジで温める(600W3分)
牛乳をあたためないと菌のはたらきが悪くヨーグルトが固まりません。
逆に乳酸菌は60度で死滅してしまうので温めすぎにも注意しましょう。
②r1ヨーグルトが入る分だけ牛乳を別の容器に移す
r1ヨーグルトを牛乳パックに中に入れたいので、r1ヨーグルトの分だけ牛乳を別の容器に移します。
③r1ヨーグルトを牛乳パックいれてよく混ぜる(砂糖を入れる場合はここで加える)
長いスプーンなどで牛乳パックの底からよく混ぜるようにしましょう。
混ぜ合わせがしっかりできてないとむらができて固まりにくくなってしまいます。
混ぜるときに使用するスプーンは必ず熱湯消毒をしてください。
④ヨーグルトメーカーにセットする。43度で8時間から10時間。
基本は43度、8時間で設定します。
冬場は43度9時間、夏場は42度8時間など室温に合わせて調整するといいです。
⑤できあがったら冷蔵庫で保存
できあがったらなるべくはやくヨーグルトメーカーから取り出して冷蔵庫にいれましょう。
そのままにしておくと発酵が進んで酸っぱくなってしまいます。
知ってる?手作りのr1ヨーグルトの効果

r1乳酸菌はEPS(多糖体)を作りだしてくれる乳酸菌です。
EPSは腸内環境の改善やインフルエンザや花粉症の予防に効果が期待できると言われています。
EPSの量は原材料と発酵条件によって変わってくるので、市販のヨーグルトと同じ量のEPSが含まれるr1ヨーグルトを手作りすることは難しいです。
EPSは強い粘りが特徴です。
手作りしたr1ヨーグルトに強いねばりがあれば、市販ヨーグルトと同等量は難しくてもEPSができていると考えてよいでしょう。
腸内環境の改善やインフルエンザ、花粉症の予防効果を期待して良いのではないでしょうか。
期限はあるの?

手作りr1ヨーグルトの期限は2~3日です。
市販のヨーグルトは開封後の賞味期限が2~3日となっているので同じと考えて良いでしょう。
ヨーグルトが腐っているか見分ける方法は4つあります。
- 色
- 味
- 臭い
- 水分
色
ヨーグルトの表面にピンク、茶色、灰色などの斑点があるとき、それはカビです。
またヨーグルト自体の色が黄色や茶色になっているときは腐敗が進んでいます。
色が変わっている部分を避けて食べることはせず、まるごと捨てた方が良いでしょう。
味
腐敗が進んでくると味が酸っぱくなってきます。
酸味が強すぎると思ったら食べるのをやめましょう。
さらに時間が経つと逆に酸味がなくなってきます。
そこまできたら完全に腐っています。食べるのをやめましょう。
臭い
作ったばかりの手作りヨーグルトは無臭です。
腐敗が進んでくると酸っぱいような発酵臭がしてきます。
水分
できたてのヨーグルトでも表面に水分があります。
これはホエイといってたんぱく質、ビタミン、ミネラルが含まれている栄養豊富な部分です。
問題なく食べることができるので食べるのをおすすめします。
ですが時間が経つにつれてどんどん水分が増えていきます。
あまりに水分があるときは時間が経っている証拠なので食べるのやめましょう。
繰り返し使いたい!ヨーグルトの種菌はどのくらいもつ?

手作りr1ヨーグルト利用してヨーグルトを作る場合、繰り返し使うおすすめは3回までです。
回数が増えるほど、雑菌の混入リスクが増え、乳酸菌の働きも弱くなってくるのでヨーグルト作りを失敗する可能性が高くなっていきます。
できるだけ長持ちさせたい場合は、細菌に触れさせないことと細菌を増殖させないことが大切です。
細菌は空気中を漂っており、適度な暖かい温度と湿度を好みます。
- 容器を密閉する
- すぐ冷蔵庫に入れる
- 容器にスプーンを入れない。入れる場合は必ず熱湯消毒する。
この3点を気を付けてヨーグルトの種菌を長持ちさせましょう。