健康的でダイエットにも効果があると言われている烏龍茶。
お茶だから体に良さそうだけど、たくさん飲んでも本当に害はないのか気になりますよね。
実は、烏龍茶を飲みすぎると吐き気や眠れないといった体の不調を訴えるケースも起きているようなのです。
ここでは、
「烏龍茶の飲みすぎで起こる症状」
「症状を引き起こす原因」
について、お話していこうと思います。
烏龍茶の飲み過ぎで起こる感覚的なもの・めまいや吐き気、眠れない

まず、烏龍茶の飲みすぎで起こりうる症状について紹介していきます。
実は、細かくみていくと様々なものがあるのですが、ここでは主に感覚的な症状を挙げていきます。
1.めまい、ふらつき
これらは、特に女性では比較的見受けられる症状かもしれませんね。
めまい、ふらつきと聞いて何を思い浮かべますか?
そうです、実はこれらは貧血の症状として自覚しやすいものなんです。
烏龍茶の飲みすぎにより、顔面蒼白やめまい、またはふらつきなどの貧血症状が見られることは珍しくないようです。
また、併せて頭痛が見られることもあります。
2.吐き気、気持ち悪い
疲れが溜まっている時や、体調がいまいち優れない時などに起こりやすいようです。
消化器系の働きが弱っている時に感じやすい症状の一つです。
また空腹時に、いわゆるガブ飲みすると急激に胃に負担がかかり、げっぷが増えたり、胸やけやむかつきなどの気持ち悪さを感じることがあるようです。
3.眠れない
実はこれもよく見られる症状の一つなんです。
烏龍茶の過剰摂取により、脳が興奮してしまって寝つけなくなる症状です。
まさか眠れない原因が烏龍茶とも知らずに大量に飲み続けていたら、不眠が続き日中にも倦怠感を感じるなど、症状の悪化を招く危険性もあるので要注意です。
この他にも、腹痛や下痢、または便秘などの消化器症状や、肌の調子が悪くなるなどの症状が見られることもあるようです。
烏龍茶を飲み過ぎると下痢や貧血になる理由

では、上記の症状を引き起こす原因は何なのでしょうか?
症状を見ていると大方予想できていると思います。
一番の原因は、「カフェイン」です。
コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれていることは有名ですよね。
実は、烏龍茶にもカフェインが含まれているんです。
なので、妊婦さんは控えるように言われていると思います。
カフェインの作用としては、
・気分をあげる
・脂肪をもやす
などの効果が期待できますが、これはあくまで適量を摂取した場合です。
一度に大量にカフェインを摂取すると逆効果になってしまいます。
カフェインの多量摂取により、胃に過度のストレスをかけて胃痛や吐き気、睡眠障害などを引き起こすのです。
これに加えて、「タンニン」という物質が烏龍茶には含まれており、これが体内への鉄の吸収を邪魔してしまし、貧血を加速させることになります。
下痢に関しては、「ポリフェノール」という物質が関与しています。
これは、体内の油を素早く体外へ出す仕事をしてくれるのですが、大量に摂取すると、その働きが強すぎて下痢を引き起こしてしまうといいうわけです。
烏龍茶の飲み過ぎで吐き気や貧血に?まとめ

ここでは、烏龍茶を大量に飲んだ場合に起こりうる症状と原因について、お話してきました。
適量であれば、健康面にもダイエット面にもプラス効果を発揮してくれそうですが、飲みすぎると様々な症状が現れそうですね。
やはり何事も適量を守るのが大切と言えそうです。
一度に大量に摂取するのは避け、体に負担がかからないように日常に取り入れていってみて下さいね。最後までお読み頂き、ありがとうございました。