「ジャガイモ」「たまご」もおでんに最高な食材ですが、残念ながらおでん自体、常温では気温が低い冬でも一晩ほどで腐っちゃいます。
ですが、粗熱をとって、冷蔵庫にしまえば、3日ほど持ちます。具材に気を付ければ、冷凍して約一ヶ月ほどは持ちますよー!
煮込んで味が染み込むまで時間のかかってしまうおでん。折角作るなら、2・3日分多目に作りたいですし、具材の一つ一つもお得に買えたりするものが多いので、冬の食卓の定番ではないでしょうか。
そんな美味しいおでんの日持ちのさせ方や、おでんのリメイク、おでん屋さんではどうしているか、ということをお話させていただきますー!
おでんの鉄板具材、じゃがいもやたまごは日持ちする?
冒頭でもお話した通り、常温では日持ちしなく、じゃがいもや玉子は、冷凍してしまうとボソボソになったり、ゴムのような食感になってしまうので、じゃがいもや玉子を日持ちさせるなら冷蔵保存が最適です。
冷蔵保存するときには、タッパーやジッパーつきの保存袋に汁と具材をわけて保存してください。煮汁に入れたまま保存すると、味が濃くなりすぎる場合があります。
また、冷蔵保存の目安の3日ほどで食べきれない分量は、具材に気を付けて、空気を抜いて、冷凍しましょう。
ちなみに冷凍に向かない具材は、コンニャク、ゆで卵、野菜(じゃがいもやにんじん)です。冷凍するときも具とスープを分けてくださいね。冷蔵、冷凍どちらの場合もスープは濾してから保存するのがスープが濁らないコツになります。
また、2日目のおでんだと食べ飽きてしまう方もいると思いますので、リメイク情報を。
おでんのリメイク、おすすめ
じゃがいもやニンジン、大根、等の野菜…足らない具材を足して、カレールーを投入して、カレーに。また、じゃがいもやニンジンは水気をきって、潰したり細かくして、ポテトサラダや、コロッケに!
コンニャクやちくわ、はんぺん…細かくきってたきこみごはんに!
牛すじやコンニャク…細かくきって、お好み焼きの具に!
煮汁…溶き卵を加えて茶碗蒸しに!
どれもほんのりと和風味になりますし、晩酌の肴にももってこいですね(笑)
見た目がかわるので、「えー!また、おでんなの??」のクレームもきっとなくなりますよー!
日持ちのいい具材、傷みやすい具材を紹介
もともとあまり日持ちはしませんが、その中で、牛すじやウインナー、手羽先などのお肉は日持ちしやすく、水気が多いロールキャベツや大根は傷みやすくなります。
また、おでんの味は全国的には昆布や、醤油の味が一般的です。
静岡おでん風に、青のりとだし粉をふりかけて食べてみたり、和カラシをつけたり、ゆず胡椒でピリッとした味変を楽しめるのも嬉しいところですよね。愛知では八丁味噌で甘辛く煮てあります。
ですが、残念ながらスープの味によって日持ちがよくなったりすることもありません。
では、おでんが腐ってしまった状態ってどんな感じなの?となりますよね。
まずは、見た目。
汁に白色のまくが張ります。スープにとろみがついたり、具材をとったときに糸をひきます。
臭いも酸っぱい臭いがするので、腐っているなら、暖める前にわかります。
万が一腐ったおでんをたべてしまった場合、早めに病院の受診をしてくださいね。
おでん屋さんの保存方法!継ぎ足して加熱?
おでんを扱うプロ、おでん屋さんので保存方法は、
1、 火を切ったあと、煮汁の粗熱をとる。
2、 具材を崩さないように別の容器に移して、冷蔵庫で保存。(煮汁は具材と別に分けて冷蔵保存。)
3、 翌日、鍋に煮汁を入れ、足りない分だけ加える。
4、 味が染みた具材と、新しい具材を中に入れて煮る。
その繰り返しで、使い続けることができます。
おでん屋さんの保存方法、道具があったら家庭でもマネができそうですよね。
また家でおでんを作った場合、火を止めて出来上がったところで、蓋をせずに別容器に具材と汁をわけておくと、粗熱が早くとれやすくなり、冷蔵庫に入れれるのも早くなりますよー。
まとめ
長々とお話ししてしまいましたが、要点をもう一度。
具材にかかわらず常温保存は向いてません。
冷蔵庫では三日ほど保存でき、具材にきをつければ冷凍庫でも一ヶ月ほど持ちます。
解凍する際は、前日に冷蔵庫に移動させて自然解凍するのがおすすめ。
じゃがいもや玉子、こんにゃくは冷凍庫保存に向いてません。
冷蔵も冷凍も具材と煮汁をわけて保存してください。
粗熱をとることも忘れずに!
また、腐ったおでんは、酸っぱい臭いがします。
見た目も糸が引いたり、汁にとろみがついたり、暖め直す前にわかるのがほとんどです。
万が一腐ったおでんを食べてしまったら早めに病院の受診をしてください。
飽きて食べきれなくなったりする前に味変したり、リメイクして最後の一口まで美味しく食べきれますようにー。
お話していたら、おでん食べたくなりました!
材料あるので煮込んできます!
お読みいただきありがとうございました。