炒め物や揚げ物に入れることで、料理の味をレベルアップしてくれるラード。
スーパーの食用油売り場やバター・チーズ売り場にあることが多いです。
精肉売り場で「ご自由にどうぞ」と牛脂を置いてあるスーパーもありますが、ラードとは異なります。
イオンや西友でもネット通販を利用してラードを購入できるようです。
今回は、ラードはスーパーのどこに置いてあるのか、牛脂とは何が違うのかについて、お話ししていきたいと思います。
ラードはスーパーの何売り場にある?

ラードは豚の脂肪組織から精製した食用油のことで、スーパーの食用油売り場にあることが多いです。
そこになければ、バター・チーズ売り場や精肉コーナーに置いてあることもあります。
ちなみに私の家の近くにある「サミット」というスーパーは、バター・チーズ売り場の一番端っこに置いてありました。
製菓コーナーに置いてあるスーパーもあるようなので、どうしても見つからないときは思い切って店員さんにきくのが手っ取り早いでしょう。
ネット通販で購入するというのも確実な方法です。
スーパーで売っているラードは、チューブタイプのものが多いですが、ネット通販ではバターのように固めたものや一斗缶に入ったものもあります。
私はチューブタイプを購入していますが、毎日使うものではないので、そんなにすぐには無くならないですよ~。
ラードが売ってるスーパーは?イオンや西友では?

どこのスーパーでも売っていると思います。
近くのスーパーに置いていなかったときは、ネット通販に頼りましょう。
大きいスーパーであれば取り寄せることも可能でしょうが、通販で買うほうが早く手元に届きますし、入れ物のタイプも選べます。
イオンや西友では、ネット通販でも購入できるようです。
それぞれ「おうちでイオン」、「楽天SEIYUネットスーパー」というサイトになります。
イオンではベル食品のチューブタイプ、西友では雪印の同じくチューブタイプのものを売っているので、見てみてください。
そもそもラードと牛脂は何が違う?何かで代用できるの?

一緒のものだと勘違いされがちなのですが、牛脂は牛の脂肪を精製して固めた食用油で、ラードは豚の脂肪を精製して作られたもので、この2つは異なります。
ラード
ラードは豚の背中部分の脂で、融点は33℃~46℃です。
ちなみに「油」は常温で液体のもののことを言うので、白く固まっているラードは「脂」となりますね。
ラードには大きく分けて2つの種類があります。
- 豚の脂から不純物を取り除き、冷やしながら香料を入れて固めた純正ラード
- パーム油などを加えた調整ラード
スーパーで売っているラードは、純正ラードであることが多いです。
賞味期限は3カ月と結構長持ちします。
牛脂
牛脂は主に牛の腎臓の周りについている脂で、ケンネ脂と呼ばれることもあります。
ラードが固形のみの「脂」であるのに対して、牛脂は脂から「油」を抽出できるのが大きな違いです。
ちなみに牛脂を溶かし、液体を抽出したものをヘットと言います。
牛脂の融点は、40℃~50℃とラードより高めです。
賞味期限は1カ月ですから、なるべく早めに使い切るようにしましょう。
ラードと牛脂の違い
- ラードは豚の背中部分の脂で、牛脂は牛の腎臓あたりの脂
- ラードの融点は33℃~46℃、牛脂の融点は40℃~50℃
- ラードは固形のみの「脂」、牛脂は脂から「油」を抽出できる
- ラードの賞味期限は3カ月、牛脂の賞味期限は1カ月
見ての通り、牛脂はラードよりも溶けにくいので、あたたかい肉料理に使うことが多く、ラードは料理以外にもパンなどに使われます。
また賞味期限はラードのほうが長いため、加工食品はラードが使われていることが多いです。
代用品となるもの
- バター
- ごま油
- マーガリン
- オリーブオイル
- グレープシードオイル
- ギー
- ショートニング
上記の7種類の調味料で代用できます。
どんな料理を作るかによって使い分けをして、上手く代用してください。
まとめ
今回はスーパーのどこにラードがあるのか、ラードと牛脂の違いや代用できるのか否かについてお話ししました。
ラードは食用油のコーナーやバター・チーズ売り場にあることが多いです。
そこになかった場合、精肉コーナーや製菓コーナーに置いてあることもあるので、探してみてください。
分からなかったら、近くにいる店員さんにどこに置いてあるのかききましょう。
ネット通販で購入するのもよいと思います。
おうちイオンや楽天SEIYUネットスーパーでも購入できますし、チューブタイプ、固形タイプ、一斗缶タイプなどお好きなものを選べるのでおススメです。
それから、同じものと勘違いしやすいですが、ラードと牛脂は違うものだというお話しもしました。
ラードは豚の背中部分の脂を、牛脂は牛の腎臓付近の脂を精製して作られたものです。
またラードは固形の脂のみであるのに対して、牛脂は溶かして液体を抽出することで油にもなります。
融点はラードが33℃~46℃と低温なのに対して、牛脂は40℃~50℃と高めであたたかい肉料理に使われることが多いです。
ラードの代用品となる調味料もご紹介しましたね。
バターやごま油、マーガリンなどはご自宅に既にあると思いますので、ラードがないというときには使ってみてください。
ラードを使うことで料理の味は格段によくなるので、常備しておきたいですね!