パソコンのキーボード配列を覚えるには、まずホームポジションを覚える必要があります。
ホームポジションを覚えたら、アプリなどを使って練習をしましょう。
目で見てキーボード配列を覚えるより、練習して指で覚えた方が効率よく覚えられます。
パソコンでタイピングが上手くなる練習方法やコツ、練習に使えるアプリを紹介していきますね。
パソコンのキーボード配列の覚え方

パソコンのキーボード配列お覚えるには、まずホームポジションを覚えましょう。
ホームポジションは、キーボードの「F」に左手人差し指、「J」に右手人差し指を置いた基本となるポジションです。
ホームポジションを覚えて練習しているうちに、キーの場所を体が覚えていきます。
左から「Qの隣はW」のように頭で理解するより、実際に打つ方が早く覚えられます。
また、体で覚えたことは、頭で覚えたことよりも長く忘れずにいられますよ。
キーボード配列の覚え方
具大的なキーボード配列の覚え方を紹介しますね。
まずは、手元を見なくてもホームポジションに手を置けるようになりましょう。
続いて、ホームポジションから打ちたいキーまでの距離を指に覚えさせましょう。
初めは、打ちたいキーを探すところからで大丈夫です。
よく使うaやiなどは、打っているうちに場所を覚えていきます。
よく使うキーを覚えてしまえば、残りのキーの場所もすぐに覚えられます。
後からあまり使わないキーに焦点を当てた練習をすれば、効率よく覚えられますよね。
速く打つためにもホームポジションが重要
配列を覚えて次に必要になってくるのが、速く正確に打つことです。
速く正確に打てることで、作業時間がかなり変わってきます。
今は、打てればいいやという気持でも、打てるようになったら次は素早く打ちたいと思うはずです。
速く打つには、初めにお伝えしたホームポジションや正しい指で打つことが重要になってきます。
文字を打つ時に、どの指を使うかは決まっています。
例えば、「a」は左手の小指、「i」は右手の中指ですね。
文字の打ちやすさが考えられたポジションなので、ホームポジションから正しい指で打つ練習をするのがおすすめです。
自己流の打ち方や自己流の指を使って打っていると、その打ち方に慣れてしまいます。
慣れた方法を変えるのには時間がかかりますね。
初めからホームポジションを覚えて正しく打つ練習をしてください。
遠回りに感じるかもしれませんが、結果的には近道になります。
タイピングの基本、ホームポジションの覚え方

タイピングの基本は、ホームポジションだと言えます。
打つキーが「ホームポジションからどれくらい離れた位置にあるか」を手が覚えることで、ブラインドタッチ(見ずに打つこと)ができます。
逆に言えば、ホームポジションの位置がずれてしまうと正しいキーの位置が分からなくなってしまいます。
文字を打つ時は、ホームポジションからスタートし、打ち終わったらホームポジションに戻ってきましょう。
ホームポジションが定まれば、正確に速くタイピングできるようになりますよ。
ホームポジションの覚え方にはコツがあります。
ホームポジションは、キーボードの「F」に左手人差し指、「J」に右手人差し指を置いた状態だと紹介しました。
FとJに指を置いてみると、ポチやへこみがついていると思います。
これはブラインドタッチでもホームポジションが分かるように工夫されているからです。
手元を見ないでホームポジションに手を置いてみて、ポチがあるかどうかで正しく置けたかを判断してください。
初めはずれていても、練習を繰り返すうちにできるようになっていきます。
指の位置の覚え方と練習方法

指の位置は、練習することで自然と体が覚えていきます。
タイピング練習アプリなどで練習するのがおすすめです。
練習の時に気をつけることをまとめてみました。
早く上達したい人は試してみてください。
- 正しい指で打つ
- できるだけ手元を見ずに打つ
- 最初は正確さを優先する
- ローマ字入力で覚える
まず、どのアルファベットをどの指で打つかは決まっています。
打ちやすさを考慮して決まっているので、正しい指で打てているかを確認しながら打ちましょう。
間違った指で覚えてしまうと、後から変更するのは大変です。
アルファベットの位置が分からなければ、キーボードを見て確認しても構いません。
ただし、初めは見ないでどこだったかなと考えてみてください。
よく使うキーから、少しずつ覚えていくのを実感できるはずです。
また、正確に打つことが速く打つことにつながります。
打ち間違えると、小指でバックスペースキーを打たなければなりません。
これは結構な時間のロスになりますね。
速く打てることに憧れはあると思いますが、正確に打てることを目指しましょう。
最後に、ローマ字入力とかな入力がありますが、ローマ字入力を覚えるのがおすすめです。
ローマ字が分からないという方もこれを機に覚えてください。
タイピングではローマ字入力のほうが早く打てるようになります。
ローマ字入力でよく使うキーは約20個、かな入力だと約50個です。
かな入力の方が、覚えるキーが多くなりますね。
指を動かす範囲も、ローマ字入力ならキーボードの中央3段ですが、かな入力は4段と広くなります。
ローマ字を覚えるのは難しく感じるかもしれませんが、変換表などを見ながら覚えていきましょう。
キーボード配列が覚えられられないときの対処法

キーボード配列がなかなか覚えられないという方は、やり方を変えてみてはいかがでしょうか。
覚えやすい方法は人それぞれです。
今までの方法でうまくいかなくても、合った方法が見つかればすぐに上達できるかもしれません。
3種類紹介するので、できそうなものから試してください。
配列を覚える時にホームポジションが基本となるのは変わりません。
タイピングアプリ・ソフトで練習する
これが多くの方が試す方法だと思います。
ゲーム感覚で練習できるので飽きにくいのが特徴です。
ただ、難しすぎるものを選んでしまうとできなくて萎えてしまう可能性もあります。
また、きちんとホームポジションや正しい指を覚えてない状態だと速く打つことを優先してしまう危険がありますね。
始めのうちは、正しく打つことが速く打つことより重要です。
速く打つことばかり考えてしまうと、自己流の打ち方になりやすいですね。
ハイスコアを取りたいからと、自己流の打ち方にならないように気をつけましょう。
キーボードで練習する
アプリを使わず、実際に文字を打ちながら覚える方法もあります。
ワードやメモ帳などに文字を打ち込むのは、実践的な練習ができて良いですね。
ただ、上達が分かりにくかったり、飽きやすかったりとデメリットもあります。
キーボードを使った練習は、正しい指やホームポジションをまだ覚えていない人におすすめの方法です。
ワードやメモ帳に打ち込む内容は、好きな本や歌詞、詩などがおすすめです。
楽しみながらできるという点では日記もいいですが、考えている時間はタイピングができないので練習効率が落ちてしまいます。
できれば本や歌詞など、文章を考える必要がなくてタイピングに集中できるもので練習しましょう。
落ち着いてゆっくりと練習したい人は、キーボードを使った練習を試してみてください。
ホームポジションや使う指を確認しながら、自分のペースで打てるのが良い所です。
ちなみに、ホームポジションや正しい指の使い方を練習できるアプリもあります。
ホームポジションをじっくり覚えたいなら、MIKAタイプというアプリがおすすめですよ。
手を動かして手に覚えさせる
アプリはダウンロードしたり、webサイトにアクセスする必要があります。
キーボードだけで練習できれば手軽で良いですね。
これは、ひたすら手を動かして練習する方法です。
キーボードだけの練習は単調なので飽きてしまう心配があります。
それでもやってみたい、という方は試してみてください。
練習方法は以下の通りです。
- ホームポジションに手を置く
- 「aiueo」とキーボードで完璧に打てるようになる
- 「kakikukeko(かきくけこ)」と打てるようになる
- サ行以降も順に練習する
打つ時は必ず、ホームポジションから打つことを意識します。
指が覚えるまでひたすら手を動かす作業になります。
完璧に打てるというのは、ホームポジションから目標のキーを確実に打てるという状態です。
実際に打つ時に「あいうえお」や「かきくけこ」を順に打つことは、まずありません。
実践的ではないなと思いますが、指に覚えさせる方法としては良いと思います。
ホームポジションの位置やキーボード配列は間違いなく覚えられます。
一通り練習してから、アプリで実践を学ぶのも良いかもしれませんね。
無料で使えるタイピング練習アプリ

最後に、タイピング練習におすすめのアプリを紹介します。
タイピング練習アプリは、たくさんの種類があるので自分に合ったものを探してみてください。
今回は、初心者から上級者まで楽しめる5つに絞って紹介します。
初めての人も楽しめる「タイピンガーz」「めざせ!タイピングマスター」、初心者向けの「マイタイピング」「MIKAタイプ」、中級者向けの「寿司打」です。
全て無料で、利用方法も簡単なものを選んでみました。
おもしろい!タイピンガーz
文字を打つとモンスターにダメージを与えられるという仕組みのタイピング練習アプリです。
ゲーム感覚で練習したい人におすすめです。
ダウンロードや会員登録不要で、すぐに練習できます。
倒すのにかかった時間や正確性も数値で出してくれるので分かりやすいですね。
ホームポジションと正しい指を意識して練習しましょう。
初心者から上級者まで楽しめるのが良いところです。
子どもから大人まで・・・めざせ!タイピングマスター
初心者から中級者まで練習できるサイトです。
自分のペースで練習したい初心者におすすめのサイトです。
ホームポジションや指の使い方をじっくり学べます。
慣れてきたら、長文を入力する練習で正しく打てるか確認しましょう。
上達をサポートしてくれる!マイタイピング
タイピングの練習ができるサイト(マイタイピング)です。
丁寧にタイピングについて教えて欲しいという方におすすめです。
右手、左手に分けた練習や苦手な部分に特化した練習ができます。
色々な練習方法が試せて、タイピングのコツについても教えてくれるのでありがたいです。
ただ、情報量が多いので、分かりにくいと感じる人もいるかもしれませんね。
まずは、ホーム画面に表示される「ひよこタイピング」「タイピング練習講座」から練習してみてはいかがでしょうか。
ダウンロードして使う!MIKAタイプ
初心者が欲しい機能が揃っているのが、MIKAタイプのすごいところです。
MIKAタイプは、じっくり練習したい初心者におすすめです。
パソコンにダウンロードして使う必要があるので、使い方を紹介しますね。
下記サイトからダウンロードして利用します。
ダウンロードしたファイルを開いて、「全て展開」します。
MIKAタイプと書かれたアプリを起動してみてください。
「1 ポジションの練習」では、使う指とキーの場所を表示してくれるので初心者におすすめです。
慣れてきたら、「4 ローマ字練習」の「2 ローマ字単語練習」を試してみましょう。
自分のペースで練習できるので、かなりおすすめのアプリです。
デメリットとしては、ダウンロードが必要というところですね。
人気のタイピング練習サイト!寿司打
文字を打つと寿司を食べられるというゲームができるアプリです。
中級者向けなので、ホームポジションや指の使い方を覚えてから使ってみてください。
寿司打のサイト(寿司打)に行くと、ダウンロードや会員登録不要ですぐにプレイできます。
正確に打つと制限時間が延びる仕組みなので、正確さも試すことができます。
文字の長さやバリエーションが豊富なので、繰り返し練習して覚えてしまうことが少ないのが特徴です。
友達と競って遊ぶのにも分かりやすくて面白いアプリですね。
5つのアプリを紹介しましたが、他にも面白いアプリはたくさんあります。
色々試して、タイピングの上達を目指しましょう!