郵便局窓口での振込は基本的に9:00~16:00に営業している貯金窓口で行う必要があります。
ゆうちょ銀行atmでの振込は場所によって営業時間が大きく異なるため、事前に営業時間を調べておいた方が良いでしょう。
今回は知っておくと便利な営業時間や限度額、手数料などについて、郵便局の窓口とゆうちょ銀行atmを比較してご紹介します。
郵便局窓口、ゆうちょ銀行atmの振込の時間がいつまでかご紹介!

郵便局窓口の振込可能な時間
郵便局の窓口には「郵便窓口」と「貯金窓口」の2種類があり、郵便局窓口で振込を行う場合は「貯金窓口」に行く必要がありますが、この2つの窓口はそれぞれ営業時間が異なるため注意が必要です。
郵便局によって営業時間は異なりますが、通常郵便局は平日9時〜17時まで営業しており、「貯金窓口」は9時〜16時までの営業となっています。
この「貯金窓口」は平日の営業のみです。
また、簡易郵便局の窓口では振込のサービスを利用できませんが、一部の簡易郵便局に設置してあるゆうちょ銀行atmでは振込が可能となっています。
ゆうちょ銀行atmの振込可能な時間
ゆうちょ銀行atmの振込可能な時間帯は以下の3種類が考えられます。
ただし、これらの時間帯は最長営業時間です。
①ゆうちょ銀行店舗内や郵便局内に設置しているatmの場合
- 平日・土曜…7:00~23:00
- 日曜・祝日…7:00~21:00
場所によっては営業時間が短縮されていたり、土曜や日曜・祝日の時間が異なっている場合があります。
②駅・ショッピングセンター等に設置しているatm
- 平日・土曜…7:00~23:00
- 日曜・祝日…7:00~21:00
この場合は駅の構内やショッピングセンター内にあることが多いため、それぞれの営業時間に影響されますので、行き先の営業時間の確認が必須です。
③ファミリーマート等に設置されているゆうちょ銀行小型atm
こちらは平日休日関係なく、最長営業時間は0:05〜23:55となっています。
こちらも場所によって異なり、営業時間が短縮されているatmもあるので注意が必要です。
営業時間て変わる?土日、年末年始、ゴールデンウィークは?

郵便局の貯金窓口やゆうちょ銀行atmは土日や年末年始、ゴールデンウィークで営業時間が変わるので注意が必要です。
年末年始とゴールデンウィークの営業時間に関しては、ゆうちょ銀行のHPにも掲載されていますので確認してみてください。
土日の営業時間
郵便局の貯金窓口は土日は営業していません。
ゆうちょ銀行atmのほとんどは土曜は平日と同様7:00~23:00、日曜は7:00~21:00と営業時間が短縮されます。
またゆうちょ銀行atmは場所によって営業時間が異なるため、お近くのatmの営業時間を事前に調べてから向かうことをお勧めします。
年末年始の営業時間
郵便局の貯金窓口の多くは、平日休日関係なく12/31~1/3の4日間は営業していません。
各郵便局の年末年始の営業日等の情報は12月に入ってから、窓口に掲載されている営業日時間の一覧にて告知が開始されますので確認してみてください。
ゆうちょ銀行atmは、1/1だけ営業されずに12/31と1/2.3は営業されるが時間が短縮されたり、12/31が時間短縮営業で1/1~3は利用できないatmや、年末年始関係なく利用可能なゆうちょatmもあり、場所によって大きく異なります。
ただしゆうちょ銀行atmの他のサービスが利用可能な時間帯であっても、12月31日23:55〜1月3日7:00はゆうちょ銀行atmを使った振込(他の金融機関口座への送金)ができないため注意してください。
ゴールデンウィークの営業時間
郵便局の貯金窓口は、土日祝日は営業していません。
つまり、4/29(昭和の日)、5/3(憲法記念日)、5/4(みどりの日)、5/5(こどもの日)は平日休日関係なく、祝日のため貯金窓口は利用できないことになります。
他の日にちは、平日であれば9:00~16:00の時間帯なら郵便局の貯金窓口を利用することができます。
ただ場所によって貯金窓口の営業時間が異なりますので、事前に調べてから向かうのが無難でしょう。
ゴールデンウィーク中のゆうちょ銀行atmは基本的に通常の営業時間と同じ時間帯で利用可能です。
ただしゆうちょ銀行atmの他のサービスが利用可能な時間帯であっても、5月2日23:55〜5月3日7:00と5月4日23:55〜5月5 日7:00の時間帯はゆうちょ銀行atmを使った振り込みができません。
atmのやり方を知りたい!振込用紙に赤と青があるのはどうして?書き方は?

次はゆうちょ銀行atmを使った振込のやり方と振込用紙についてご紹介していきます。
ゆうちょ銀行atmを使った振込方法
まず初めに、スタート画面に表示されている「ご送金」のボタンを押します。
次に、振込を行うため「他行口座への送金」のボタンを選択。
すると画面に「通帳またはカードをお入れください」と表示されますので指示に従い、キャッシュカードを挿入すると、暗証番号を入力する画面に切り替わります。
暗証番号を入力すると、「金融機関の選択」と表示されますので振込する相手の銀行を選択。
銀行を選択すると場合によっては「支店名の選択」と表示されますので、支店名を入力し、支店名の選択が終わると貯金の種類と相手の口座番号、振込金額を入力します。
まず「貯金種目の選択」にて普通貯金・当座貯金・貯蓄貯金の3種類から選択。
次に口座番号と振込金額を入力する画面に切り替わります。
問題がなければ「確認」のボタンを押し、もし振り込む際の自身の名前を口座名義ではなく変更したい場合はここで変更するか確認の画面が表示されますのでご希望のボタンを選択してください。
その後、自分の電話番号を入力し、振込の最終確認画面が表示されますので間違いがないかチェックして、良ければ「確認」のボタンを押します。
すると相手への振込が実行され、明細書とカードまたは通帳がatmから出てくるので受け取って振込作業は終了になります。
注意するポイントは、土日や祝日、平日の15時以降に振込を行うと反映が次の営業日となってしまう可能性がある点です。
振込用紙の種類と書き方
赤の振込用紙は相手側(受け取る側)が手数料を負担する際に使う用紙です。
対して、青の振込用紙は自分(送金する側)が手数料を負担する際に使用する用紙です。
つまり青の振込用紙で振込をする場合は振込額+手数料が必要となります。
この赤の振込用紙と青の振込用紙で手数料が異なるわけではありません。
この赤の振込用紙は何も記入せず、atmを使って振込をすることが可能です。
その際は、「ご送金」のボタンを押した後に表示される「払込書でのご送金」のボタンを押して、あとはアナウンスの指示に従うと振込が完了します。
振込用紙を使うことで口座番号などを入力する手間が省けるので便利ですね。
青の振込用紙には記入が必要なので、説明していきます。
ちなみにこの振込用紙は郵便局で手に入り、色々な用紙が置かれているコーナにある「払込取扱票」という青い用紙のことを指します。
まず初めに、右詰で口座番号と振込む金額を、「加入者名」の欄に振込先の相手の名称を記入。
「通信欄」に詳細事項を記入し、次に住所と名前、電話番号の欄には自分の情報を記入し、右側も同様に仕上げます。
以上が郵便局の振込用紙「払込取扱票」の書き方です。
振込の限度額について!窓口とゆうちょ銀行atmで違うの?

振込の限度額は貯金窓口とゆうちょ銀行atmで大きく異なります。
また貯金窓口でもゆうちょ銀行atmでも1円単位での振込が可能で、振込手数料は振込上限額に含まれません。
郵便局の貯金窓口で振込をする際の限度額は、99億9999万9999円です。
これは1回あたりの振り込み上限額であり、1日あたりの振込上限額はありません。
対して、ゆうちょ銀行atmで振込をする際の限度額は、50万円です。
これは1日の引出し上限額を変更していない場合であり、この上限額は1万円単位で変更できます。
この上限額を引き下げる場合はatmにてご自身で変更が可能ですが、上限を引き上げる場合は窓口へ行きましょう。
atmでは①通常貯金の引出し、②他の口座への送金(振込)、③払込書による払込み、④デビットカードでの代金の支払い、これら4点の合計金額を1日の引出し上限額として設定されているので注意が必要です。
いくら値上げした?窓口、ゆうちょ銀行atmの手数料も教えます!

貯金窓口やゆうちょ銀行atmを利用した振込の手数料は値上げしていません。
2021年8月20日の振り込み料金等の一部改定により、ゆうちょダイレクトとゆうちょBizダイレクトを利用して振込を行う際は一律165円へと手数料が値下げされました。
現在の貯金窓口とゆうちょ銀行atmを利用した際の振込手数料は以下の通りです。
①貯金窓口の場合
- 振込金額5万円未満の場合…660円
- 振込金額5万円以上の場合…880円
②ゆうちょ銀行atmの場合
- 振込金額5万円未満の場合…220円
- 振込金額5万円以上の場合…440円
(上記の金額は全て振込1件に対する手数料であり、消費税込みの金額です)
振込にはゆうちょの口座開設が必須で、ゆうちょ銀行atmを用いて振込をする場合にはキャッシュカードか通帳が必要となるので注意が必要です。
また、振込では現金の取り扱いがありません。