日々のヘアレンジに欠かせないヘアアイロン。今では、多くの女性が使っているアイテムだと思います。
何かと忙しい朝、メイクにヘアアレンジにバタバタですよね。
そして、会社に着いた頃、
「ヘアアイロンの電源ちゃんと切ったかな?!」
と、不安になった経験をしたことありませんか?。
ここでは、
「ヘアアイロンの付けっぱなしで火事になる原因」
「付けっぱなしは何時間くらいなら大丈夫なのか」
について、お話していこうと思います。
ヘアアイロンの付けっ放しで火事になる原因は?
ヘアアイロンの温度は、おおよそ80℃~220℃程度の幅で設定できるものが多く、かなり高温ということがイメージできると思います。
ヘアアイロンの火事の原因で多いのが、消し忘れ、つまりつけっぱなしということになります。
実は、ほとんどのヘアアイロンにはヒューズという過剰な通電から製品を守るパーツがついています。
つけっぱなしによる過電圧が生じると自動的にヒューズが切れて通電を阻止し、火事を防止してくれるという仕組みになっています。
ただ、アイロンの周りに引火性の高いものや燃えやすいものがあると、そこに熱が加わり発火させるという危険性は高いです。
実際、そのような事例は多くみられているようです。
また、つけっぱなしにしたまま、コードを巻き付けて収納するのも発火のリスクが高い行為となります。
コードは少なからず劣化しているので、そこから過剰な発熱量を受けて発火する可能性があります。
アイロン使用中になにげなく置く時も、コードに触れているとそこからゴムが溶けて、中の銅線まで溶かしてしまう恐れがあり、そうなるとより火事の危険性が高まります。
そして、稀でまありますが、アイロン本体が古いものであると、過剰な電圧によりアイロン自体が発火する可能性もあるようです。
このように、つけっぱなしが火事を引き起こす原因はいくつかありますが、最も可能性が高いのは、最初に挙げた
「アイロンの周囲に燃えるものがあり、それが発火する」という過程だと考えられます。
従って、日々アイロンを使用する際の環境、周囲の整理整頓を心掛けて置くことも有効な予防策と言えそうです。
ヘアアイロンの付けっ放し、何時間くらいなら大丈夫?
さて、つけっぱなしかも、と会社に着いてから思い出したとして、すぐには戻れない状況だとすると、一体何時間くらいなら大丈夫なのだろうと気になりますよね。
仮に、アイロンの近くに紙やティッシュ、コットン、もしくはカーテンなど、燃えやすいものが近くにあると、早いと30分~1時間でも火事を引き起こす可能性があると言われています。
そのようなものが近くにない場合でも、思いもよらないものが発火の原因になるかもしれないので、油断は禁物です。
これに関しては、安易に何時間なら大丈夫と言えるものではないので、もし確認しに戻れるのであれば、早急に戻るのが最善策と言えるでしょう。
【2020年】ヘアアイロンの付けっ放しで火事になる?ポイントは○○まとめ
ここでは、ヘアアイロンのつけっぱなしが火事を引き起こす原因と、時間についてお話してきました。
ヘアアイロンの限らず、私たちの生活は電化製品に溢れており、それらは熱を発生させる力を持っていること忘れないようにしましょう。
そして定期的な製品のメンテナンスや使用環境のチェックを行い、火事のリスクを減らしましょう。
外出前の再点検もお忘れなく!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。