チョコレートのお菓子は簡単なので、初心者でも作りやすいレシピですよね。
でも、湯煎のチョコレートに生クリームを入れたら固まっちゃったなんてことありませんか?
「えっ!?固い!」という苦い経験が私はあります。
本当はあの時しっとりめの生チョコを作りたかった…。うん、今では良い経験です。
というわけで今回は、
・チョコが固まるのは、生クリームの温度と入れ方が原因?
・固まっちゃったときのチョコレートの溶かし方
・復活しない…。どうしようもなくなったチョコのアレンジレシピ
についてお話したいと思います。
チョコが固まるのは生クリームの温度と入れ方が原因
チョコレートに生クリームを入れる時ってどうやって混ぜてますか?
一番失敗が少ない方法は、「湯煎のチョコに生クリームを入れて混ぜる」方法です。
でも失敗が少ないとはいえ、ちょっとしたことでさらに失敗する確率が低くなりますよ♪
チョコに生クリームを入れる時は少しずつ
ちょっとしたことなんですけど、この「少しずつ」っていうのがポイントなんです!
湯煎したチョコレートに生クリームを入れる時は
①チョコレートに温めた生クリームを少量くわえる
②生クリームを入れた付近からゆーっくりかき混ぜる
③生クリームがチョコレートに馴染んできたら、再度生クリームを少量くわえる
④ ①~③を分量分の生クリームがなくなるまで繰り返します。
こうするとうまく混ざってくれますよ✰
チョコと生クリームを分離させないコツ
チョコレートに生クリームを合わせたときに、分離しないコツもあるので参考にしてみてくださいね。
まずはチョコのコツです。
その1 チョコを湯煎するときは、細かく刻む!
タブレット形になっていたら刻まなくて大丈夫ですよ。
その2 湯煎するときのお湯の温度はだいたい50度くらい。
チョコレートを湯煎するときの温度は、50度くらいがよいと言われています。
あまり温度が高いと油分がでますし、低いとチョコが溶けてくれません。
これもよくある失敗なんですけど、湯煎したときの水分がチョコレートに入らないように気を付けてくださいね。
お次は生クリームのコツについてです。
生クリームの温度に注意! 生クリームを混ぜるときは温めてから入れます。
だいたい、沸騰する直前まで温めます。
どのくらいかって言うと、鍋に生クリームを入れて火にかけます。
このとき、鍋のふちにフワ~っと泡が出てきたら火を止めて、冷まします(荒熱をとる)。
指を1本入れてみて、熱いけど入れられる程度まで冷ましましょう。
とりあえず、「加熱してすぐの生クリームを入れない」ということです。
生クリームが冷ませたら、少しずつ馴染ませながらチョコに混ぜていってくださいね。
固まったチョコレートの溶かし方
コツを実践したものの、固まるときは固まります。
そんなときのチョコの溶かし方です。
それは、固まったチョコレートをもう一度湯煎します。
50度くらいのお湯で湯煎してくださいね。
今回は、固まってしまったチョコレートを溶かすことが目的なのです。
なので、固まったチョコを湯煎する時から温めた生クリームを入れて溶かして伸ばします。
生クリームは少しずついれてくださいね。
こうして湯煎していくと、溶けてチョコレートが復活してくれます。
注意点は、チョコと生クリームの温度。
湯煎の温度は50度くらい。生クリームは沸騰直前まで加熱したもので、粗熱をとったものをつかいます。
あとは、湯煎中に水分が入らないように気を付けてくださいね。
失敗してどうしようもなくなったチョコのアレンジレシピ
「もう1回湯煎したけど、ダメだった…」
うん、そんなこともあります。
失敗してどうしようもなくなったら、潔く方針転換して、別のものにしちゃいましょう!
≪ チョコチップの代わりに使う ≫
固くなったのなら、チョコチップの代わりにしてクッキーやカップケーキ、チョコチップスコーンにしちゃいましょう♪
ホットケーキミックスや薄力粉があれば、作れますよ!
≪ 溶かして、伸ばして… ≫
湯煎して、作り直すのは難しくても伸ばしきって別のものにするのはどうですか?
固まったチョコと牛乳を鍋にいれて火にかけます。
溶かして、伸ばしきったらホットミルクやチョコフォンデュにできますよ。
寒い時期のホットミルクなら、シナモンとかを一緒にいれると、体がさらに温まりますよ。
もし、失敗しちゃったら、試してみてくださいね。
まとめ
湯煎のチョコに生クリームを入れると固まっちゃうのにも原因があります。
チョコの湯煎温度や生クリームの温度がポイント!
また、混ぜるときは温めた生クリームを少しずついれて、チョコレートに馴染ませながら混ぜていってください。
生クリームを鍋で温めるときはすぐに沸騰します。
もし鍋での加熱が不安だったら、電子レンジで加熱してみてくださいね。
600Wでだいたい40秒くらいです。
(※温める前の生クリームの温度や電子レンジによって加熱時間は多少前後します。)
様子を見ながら加熱してくださいね。
たとえ固まっても、クッキーにしたりアレンジはできるので、大丈夫ですよ♪
チョコが固まっちゃった時の参考になったら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました!