ヨーグルトメーカーで失敗したけど、もう一度作り直したい!ヨーグルトが固まらない時の原因も解説、復活方法まで!

ヨーグルトメーカーで失敗しても、やり方さえ守ればもう一度ヨーグルトを作り直すことができます。

固まらなかった、と捨ててしまうのは少しもったいないですよね。

実は、誰でもできる簡単な方法で、失敗したヨーグルトは再利用することができるんです。

そこで今回は、ヨーグルトメーカーで失敗してしまったヨーグルトをもう一度復活させる方法、失敗の原因や活用法などについて、たっぷりと紹介していきたいと思います。

目次

ヨーグルト失敗したけど、もう一度作り直したい!再加熱で復活できる?

ヨーグルト失敗したけど、もう一度作り直したい!再加熱で復活できる?

ヨーグルトメーカーでのヨーグルト作りに失敗した場合、まだ液体のまま固まりきっていない牛乳は、しっかりと再加熱をすることでもう一度作り直すことができます。

再加熱をする際は、一度沸騰直前まで牛乳を加熱し、50度以下になるまで素早く冷却して下さい。

そうすることで、もう一度牛乳として再利用ができるようになり、種菌のヨーグルトを入れると、再度ヨーグルト作りに使うことができます。

しかし牛乳を沸騰させてしまうと、分離をしてしまうので注意が必要です。

そうなってしまうと、もう再利用はできなくなってしまいます。

慎重に過熱をすればもう一度作り直せますので、丁寧に進めていきましょう。

雑菌の量、牛乳の種類…固まらない、分離する時の原因

雑菌の量、牛乳の種類…固まらない、分離する時の原因

ヨーグルトが固まらない原因は大きく分けて4つあります。

  1. スプーンや容器の消毒不足
  2. 混ぜる回数不足、または混ぜすぎ
  3. 古い牛乳を使っている
  4. 牛乳の種類が違う

では、1つずつ詳しく解説していきます。

1.スプーンや容器の消毒不足

ヨーグルト作りに使うスプーンや容器の消毒を疎かにしてしまうと、ヨーグルトの中に雑菌が入り込み、上手く固まらなくなってしまいます。

きちんと手を洗って清潔な手で作業するのはもちろん、ヨーグルト作りに使う器具も熱湯消毒や、口に入れても安全な消毒液等でしっかりと消毒をしましょう。

2.混ぜる回数不足、または混ぜすぎ

種菌であるヨーグルトに牛乳を入れたら、すぐに、しっかりと混ぜます。

ここで混ぜる回数が少ないと種菌と牛乳が完全に混ざり合わず、分離してしまいます。

また、一度発酵を始めたら絶対に触らないことです。

気になって蓋を開けて様子を見たり、そこで再びかき混ぜたりしてしまうと、雑菌が入り込んで固まらなくなる原因になります。

3.古い牛乳を使っている

賞味期限の近い牛乳や、開封してから時間の経っている牛乳は既に雑菌が入り込んでいる可能性があります。

できるだけ開封したての新しい牛乳でヨーグルトを作りましょう。

4.牛乳の種類が違う

しっかりと固まったヨーグルトが作りたいのなら、種類別名称に「牛乳」と書かれているものが適しています。

牛乳の種類は大きく分けて、牛乳(成分無調整牛乳)、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、加工乳、乳飲料、があります。

牛乳パックの種類別名称をよく見て牛乳を購入しましょう。

成分無調整牛乳は、牛乳パックの上部にくぼみがあるので分かりやすいですね。

固まらなかったけど飲める?液体のままのヨーグルト

固まらなかったけど飲める?液体のままのヨーグルト

ヨーグルトメーカーで固まらなかったヨーグルトは、きちんと沸騰直前まで温め、しっかりと熱殺菌をすることで飲めるようになります。

熱殺菌をせずにそのまま飲んでしまうと、乳酸菌と共に増えた雑菌が体の中に入り込んでしまいます。

するとお腹が痛くなってしまったり、ひどい場合は食中毒になってしまった、なんてこともあり得ますので、めんどうですがこの作業は怠ってはいけません。

しかし熱殺菌をしても口へ運んだ瞬間に明らかな異臭を感じたり、刺激の強い酸味が感じられたら、残念ですがもったいないと思ってもすぐに捨てて下さいね。

熱殺菌をしてから味や匂いをチェックし、安全に飲める状態にしてから飲むようにしましょう。

温度に注目、冬にも作れる!

温度に注目、冬にも作れる!

寒いと発酵が進みにくいヨーグルトですが、温度に気を付ければ冬でも作れます。

なるべく暖房の入った暖かい部屋で、発酵温度をいつもより少し高めに設定しましょう。

ヨーグルトメーカーの設定温度は、だいたいどのメーカーのものでも自分で設定できるようになっているため、いつもより1度から2度高めに設定して発酵させてみましょう。

メーカーによっても適正温度は異なるため、だいたい40度から43度の間くらいでベストを模索してみて下さいね。

そして発酵時間をいつもより1時間から2時間長めにするのもポイントです。

それでもまだ固まらない時は、冷蔵庫に入れると固まる場合がありますよ。

冬には作るのが難しいといわれているヨーグルトですが、寒いと雑菌が繁殖しづらいため、暑い時期よりも安心して作れますね。

再利用!固まらなかったヨーグルトの使い道

再利用!固まらなかったヨーグルトの使い道

固まらなかったヨーグルトの、おいしい活用方法をいくつかご紹介します。

1.水切りヨーグルト

水気を切ったヨーグルトは、カッテージチーズのような濃厚な味わいになります。

まだ生クリームの食べられない小さなお子さんへ、水切りヨーグルトを代用したケーキをお誕生日に手作りするのもおすすめです。

2.カレーに入れる

カレーにヨーグルトを入れると、少し酸味の加わったマイルドな味わいになり、いつもとは一味違うエスニックな味に仕上がります。

更に、お肉を柔らかくするという嬉しい効果も。

入れすぎると酸味が強くなるので、人数分×小さじ1を目安にしましょう。

3.ドレッシング

なんと、ヨーグルトを使うと自宅で簡単にオリジナルのシーザードレッシングが作れてしまうんです。

ヨーグルトでできる♪激うま自家製シーザードレッシング

https://oceans-nadia.com/user/244468/recipe/415118

自家製のドレッシングをかけたサラダが食卓に並ぶと、きっと家族も大喜びですね。

まとめ

・ヨーグルト作りに失敗しても、熱殺菌で再利用できる

・失敗の原因は消毒不足や混ぜる回数、牛乳の種類、古い牛乳を使っていたから

・冬でも発酵温度や発酵時間を調整するとヨーグルトが作れる

・失敗したヨーグルトは様々な方法でおいしく再活用できる

もしヨーグルト作りに失敗しても、あきらめずに手を加えて無駄のないようにヨーグルトを活用しましょうね。

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