スーパーなどで買い物をした時などについてくるドライアイス。
水をかけると泡がぶくぶくしてちょっとした好奇心をくすぐってくれて、子供は興味津々だったりしますよね。
私も子供の頃はよく、実験!とか言いながら、遊んでいました。
そんなドライアイス、実は家庭でも簡単に作れるんです!
ここでは、
「家庭でのドライアイスの作り方と材料」
「作る際の注意点、ポイント」
を紹介していきます。
とっても簡単なので、お子さんの自由研究にもオススメですよ。
【自由研究に】簡単ドライアイスの作り方を日本一わかりやすく解説
まずは、ドライアイスがどのように作られているのかを簡単にお話致します。
ドライアイスって、何でできているかご存知ですか?
実は、
二酸化炭素だけ、なんです。
ただ、二酸化炭素と一言でいっても、3つの形をもっています。
私たちが二酸化炭素と聞いて、パッと思い描いている形は、気体(炭酸ガス)と言われるもので、他に液体(液体炭酸ガス)、固体(ドライアイス)があるのです。
二酸化炭素は、製油所やビール工場などの発酵過程において排出される、いわば副産物として生まれます。
この時点で産生される二酸化炭素は、炭酸ガスつまり気体の形をしています。
この気体の二酸化炭素を加圧して液体化し、急速に大気中に放出することでドライアイスという固体に変化するというわけです。
この時、炭酸ガスの温度が氷になる温度(凝固点)、正確には液体が固体への形を変える温度を下回ると、ドライアイスができるという仕組みです。
簡単ドライアイスの作り方・用意する材料
上記の作り方だけ読んでいると、本当に家でも作れるの?と思ってしまうかもしれませんが、大丈夫です。
まず、材料ですが、
・枕カバー
・二酸化炭素消化器
この二つでいいんです!
二酸化炭素消化器という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんね。
これは、火災事故の危険性が高い場所、例えば実験室、印刷工場、空港などに設置されていることが多い消化器です。
一般の方でも、ホームセンターなどで購入することができます。
二酸化炭素消化器は、ラッパ状のホーンをしており、そのホースの先を枕カバーで覆って一気に噴射するだけで、ドライアイスができちゃうんです。
ちなみに、この時できるのは、粉末状のスノードライアイスです。
簡単ドライアイスの作り方・注意するポイント
ここまで、ドライアイスの作り方をお話してきました。
ただ、ドライアイスは扱い方を間違えると大きな事故を引き起こしかねません。
特にお子さんと一緒に作業される場合は、注意しましょう。
一番気を付けなければならないのは、絶対に素手で触らないこと!
非常に低い温度で急速冷却しているわけなので、凍傷のリスクがあります。
子供は思わず手を伸ばしたくなると思いますので、作り方の説明と併せて危険性もしっかり伝えて下さいね。
【自由研究に】簡単ドライアイスの作り方・まとめ
ここでは、家庭でも簡単にできるドライアイスの作り方と材料、注意点について、お話してきました。
ご興味がある方は、十分安全には配慮した上で試してみて下さいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。