ぬいぐるみを自宅やコインランドリーの乾燥機で乾燥しても大丈夫なのか、について。
大きいのは大丈夫かとか、乾燥機だけなら時間は何分やればいいのかとか気になることが色々ありますよね。
今回は「乾燥機でのぬいぐるみの乾燥のさせ方」について詳しくまとめてみました。
後半では、やっぱり家でやろうかなという時のために「自宅でぬいぐるみを乾燥させるポイント」などもあわせて紹介していきます。
コインランドリーの乾燥機は小さいぬいぐるみは○

まず大事なのは「ぬいぐるみの大きさ」です。
小さいものは、バスタオルに包んでネットにいれれば洗濯でも乾燥でもコインランドリーでOK。
ただし、鼻とか目にプラスチックのパーツが使われてたり、形が複雑(長い耳があるとか、尻尾がついてるとか)なものは、ちょっとリスクがあります。
洗濯機も乾燥機も、ドラムの内側に羽がありますよね。あれに当たって壊れる可能性があるからです。
なので、ただネットに入れるよりもバスタオルで包んで入れるほうが安全。
洗濯したい時も、デリケートコースとか手洗いコースがあればそれを使いましょう。
「そもそもコインランドリーって、ぬいぐるみ洗っていいの?」って話については、こちらをどうぞ
>ぬいぐるみをコインランドリーで洗うのは禁止?電話して聞いてみた
あれば筒型ネットがおすすめ
百均にあるような、「とりあえずネットです」みたいなのでもダメではないんですが一番いいのは、バスケットみたいな形の筒型のやつ。
「あちこちぶつかる」のが危険なわけでネットはそれをガードするためなので。まあ、予算もあるので出来るときは、ですが。
バスタオルで包むのは誰でも出来るんでやったほうがいいですよ。
ぬいぐるみを乾燥機にかける時間は何分?

とりあえず、壊れないようにくるんでコインランドリーの乾燥機を使うとしてじゃあ何分やるの?って話になるわけですが「ある程度長いほうがいい」という意見が多いです。
短時間だと、表面が乾くだけで中に水分が残ります。
それがあとあとカビの原因になったりダニが増えたりと大変だと。
まず前準備として洗った後に、バスタオルで包んでネットにイン。30秒ほど脱水。
それから乾燥機で30分〜40分。
ぬいぐるみクリーニングの専門店とかぬいぐるみを作ってる会社とかそういうところが紹介している乾燥のさせ方を総合すると、これくらいの時間です。
コインランドリーの乾燥機で40分。4、500円くらいですかね。
ただ、洗濯のとこでも書きましたが「プラスチックのパーツ」などは注意。
業務用の乾燥機は高温なので溶けることもあるそうです。
自然乾燥でも十分いける、自宅での乾かし方

コインランドリーの乾燥機楽だし早いしでいいんですが「壊れちゃうかも」って思うとちょっと勇気がいりますよね。
自宅でもポイントを押さえておけば簡単に乾かせるんで、それを紹介しましょう。
ぬいぐるみには浴室乾燥機が最高
もし家のお風呂に浴室乾燥機がついてたらそれを使いましょう。
一晩でしっかりと乾燥できます。あとはブラシをかければ完璧
エアコンか扇風機で段違い!
もちろん、外で陰干しでも全然OK.でも、乾かす時に大事なのって「風」なんです。
これは僕が子供の靴を乾かす時にも使ってますが扇風機を付けっ放しにしてその前に置いておくだけで乾き方が全然違います。
これね、ほんとやってみてください。びっくりしますから。
エアコンでもいいですよ。冬なら暖房、夏なら冷房。
ただ、エアコンの風ってガンガン回してないとあまり強くないですよね。
個人的には扇風機のほうがおすすめです。
バスタオルの上にぬいぐるみを寝かせて扇風機を弱でつけっぱなしに。そのまま2、3日放置しておきます。
できれば1日に1回は向きを変えたほうがいいです。気づいたら朝晩で変えてもいいし。
窓を開けておいても平気な季節なら窓際で「外からの風+扇風機」でいくと、反対側にも風が当たってさらにいいと思います。
このやり方だとちょっと大き目のぬいぐるみでも首振りにしておけば出来ますよ。
大きいぬいぐるみの乾燥はどうする?

さて、問題は「家の洗濯機に入らないくらいでかいやつ」ですよ。
yahoo知恵袋なんかをひたすら読んでいると結構コインランドリーのオーナーさんが回答してくれているんですが「大きいのは絶対やめたほうがいい」というのが総合意見です。
枕よりでかい。くらいが基準になるようですが、その理由は「ほぼ間違いなく形が変形する」
内側の羽にたたかれて中の綿があちこち変に集まると。
で、それは後から元に戻そうとしても無理なんだそうです。
そりゃあ、でかいぬいぐるみの内側だしね。
「ダメになってもいい覚悟でやるなら」という話ですね。
それも「機械が壊れたら困るから絶対ネットに入れてね」とみなさん書かれてます。
じゃあ、専門店に出すのか
家で洗えないからコインランドリーでコインランドリーもダメならクリーニングに。って言っても、まあ高い。
30センチくらいまでなら数千円ですが、おっきなぬいぐるみだと、もう万単位です。
「新品買うほうがよくない?」くらいの金額。
思い出を取るか、いっそ買うか、みたいな状態になっちゃいます。
あらためて、自宅でもやれる方法
大きなぬいぐるみでも洗濯、乾燥のさせ方って実は同じなんですよ。
ぬいぐるみのクリーニングをしてくれるってお店のサイトを散々みて回ったんです「ぬいぐるみ専用の乾燥機」ってのを持ってるところももちろんあります。
痛まないようにできるやつ。でも、そうじゃないところはやっぱり「自然乾燥」なんです。
巨大なぬいぐるみを、でかいすのこに寝かせて数日かけて陰干し。たまに向きを変えてやる。
これって、さっき紹介した小さいぬいぐるみを自分で乾燥させる方法とまったく同じです。
ただ、洗濯→脱水までが、大きなぬいぐるみだと重たいので苦労するところですね。
じゃあ、そこをどうするのかについて紹介しますね。
ぬいぐるみは浴槽で洗ってその場で脱水

これ、僕がホットカーペット用のラグとか布団を家で洗うときなんかにやる方法ですが大きなぬいぐるみにも使えます。
まず用意するのが浴槽に入るサイズのすのこ。なくてもできますが、あったほうが楽です。
で、洗いから脱水ですが
1・浴槽に水をためる
2・ぬいぐるみをいれて、足でふむ
3・柔軟剤をいれておくと仕上がりがよい。
4・風呂の栓を抜いて水がなくなったら、足で踏んで脱水
この最後の水を抜くところ。
カーペットなんかだと、それ自体が浴槽の穴を塞いでしまうので、たたんだり動かしたりで多少手間がかかります。
最初にすのこを置いてその上に乗せてから洗えば水も抜けるし、そのまま踏んで脱水
さらにあらかた水が抜けるまで放置しておけます。
半日くらい放置しておいてから外に移動させてさらに2、3日。
それで乾燥させればOK。ぜひやってみてください。
コインランドリーでぬいぐるみの乾燥はOKなの?乾燥機だけなら何分?まとめ

ちょっと長くなりましたが、まとめておさらい。
- 小さなぬいぐるみは洗濯、乾燥もコインランドリーでOK
- ただし、ネットは必須
- プラスチックパーツや革素材など、高温に弱いものはNG
- 大きなぬいぐるみ(枕よりでかい)はコインランドリーはNG
- 壊れる覚悟でチャレンジするなら大きなネットを用意
- 家で乾かすなら最強は浴室乾燥機、扇風機つけっぱなしも良い
- 大きなぬいぐるみは浴槽で踏み洗い、その場で脱水してから乾かす
こんなところでしょうか。
何かしら参考になる部分があれば嬉しい限りです。
では今回はこの辺で
お読みいただきありがとうございました!