クレジットカードが手元にない場合、番号を知るには、カード送付時の「カード送付のご案内」という用紙を確認するのが一番です。
Webページやアプリでも、カード番号は伏字になっている場合が多いです。
カード会社に問い合わせても、再発行手続きとなるため、カード番号を教えてもらえる可能性は低いでしょう。
今回は、クレジットカードが手元にない場合、番号を知る方法や、カード紛失時の対応について、詳しくお話していきます。
クレジットカードが手元にないまま番号を確認できる?
クレジットカードが手元にない場合、カードの番号を確認する方法はあります。
最も確実なのは、「カードを郵送で受け取った際、カードが貼付されていた台紙」を確認する方法です。
「カード送付のご案内」と記載されている場合が多いです。
「カード送付のご案内」に記載されている情報は、カード会社によって異なります。
一般的に多いのは、次の情報です。
- カードの名称
- 入会日
- カード番号
- カード名義人
- 支払日、支払い方法
- 支払い口座
- 利用可能額、キャッシング利用可能額など
「カード送付のご案内」があれば、重要な情報が一目でわかるため、大事に保管しておきましょう。
自分のクレジットカード番号を知る方法は?

自分でクレジットカード番号を知る方法は、「カード送付のご案内」の確認が一番確実です。
その他の方法は、次の3つのパターンで異なります。
- ナンバーレスカードの場合
- 使用しておらず解約したい場合
- カードを利用したい場合
1.ナンバーレスカードの場合
ナンバーレスカードの場合は、Webページやアプリでカード番号が確認できます。
ナンバーレスカードは、カードにカード番号やセキュリティコードなどが記載されていないカードです。
「盗み見される心配がない」「カードの現物を紛失しても、番号がわからない」など、セキュリティ上の観点から、現在注目されています。
Webページやアプリでカード番号を確認するには、あらかじめ会員登録が必要な場合が多いです。
カード送付時の案内に沿って、手続きしておきましょう。
2.使用しておらず解約したい場合
クレジットカードを使用しておらず、そのまま解約したい場合は、カード会社に連絡しましょう。
カード番号を確認されますが、事情を話し、名前や住所・電話番号などの個人情報で確認できれば、解約してもらえる場合があります。
もしカード会社もわからないという場合、CICで自分の情報を確認すれば、カード会社がわかります。
カードを利用したい場合
カードを利用するために番号を知りたい場合、番号を確認するのは難しいです。
Webページやアプリなども、「下4桁」のみが表示され、後は伏字になっている場合が多いです。
カード会社に問い合わせても、番号を教えてもらえる可能性は低いでしょう。
番号がわからない場合は、紛失とみなされ、カードの再発行の手続きをされるためです。
カードの再発行は、基本的に新しいカード番号になります。
カードの悪用を防ぐため、セキュリティが厳しくなっています。
カードの紛失で番号が分からないときはどうする

カードを紛失して番号がわからない場合は、カード会社に連絡しましょう。
クレジットカードは、重要な個人情報です。
カードの情報がわかれば、インターネットでカードを利用して支払いもできます。
悪用される可能性が高いです。
カードのマイページやアプリなどで、利用履歴を確認できますが、履歴が反映されるのには時間がかかります。
履歴が表示されていなくても、今まさに悪用されているかもしれません。
紛失に気づいたら、できるだけ早くカード会社に連絡しましょう。
カードを紛失したらどこに連絡する?

カードを紛失した場合に連絡するのは、次の場所です。
- カード会社
- 警察署
- 銀行(キャッシュカード一体型の場合)
カード会社
まずはカード会社に連絡しましょう。
ほとんどのカード会社には、紛失・盗難時の電話番号があります。
国内・海外とも24時間対応なので、できるだけ早く連絡しましょう。
なお、インターネットでも手続き可能です。
紛失の連絡をすると、クレジットカードが無効化され、利用が停止されます。
正しく手続きをしておくことで、不正利用された場合に補償を受けられます。
また、カードを利用停止した場合、あとでカードが見つかっても、二度と利用はできません。
カードの番号を変えて再発行する必要があります。
警察署
カードの利用を停止したら、次は警察署に連絡します。
大袈裟と思うかもしれませんが、警察署で紛失届・盗難届を出すのも大切です。
インターネットでも手続きできますが、最寄りの警察署や交番などで直接手続きする方が楽です。
警察署では、紛失の日時や場所、状況などを届け出る必要があるため、情報を整理しておきましょう。
紛失届が受理されると、受付番号が通知されます。
受付番号は、カード会社にも連絡し、情報を共有しておきましょう。
銀行(キャッシュカード一体型の場合)
キャッシュカード一体型のクレジットカードは、銀行へも連絡しましょう。
キャッシュカード一体型の場合、銀行口座から現金を引き出されるリスクもあります。
一番にキャッシュカード機能を停止させましょう。
まとめ
今回は、クレジットカードが手元にない場合、番号を知る方法についてお話ししました。
クレジットカード番号は、流出すると悪用される恐れもあり、大切な個人情報の1つです。
簡単にカード番号を知るのは難しいため、「カード送付のご案内」の用紙は大切に保管しておきましょう。
紛失の可能性がある場合は、できるだけ早く、正しい手続をしましょう。