夫婦50割終了はなぜ?ユナイテッドシネマやtohoシネマズは?夫婦じゃないとバレる?など詳しく紹介

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映画の夫婦50割が終了したことを残念に思う人も多いと思います。

夫婦のどちらかが50歳以上になれば割引価格で映画館に入場できるので、いずれはそのサービスでたくさん映画を観よう!と期待していたのは私だけではないでしょう。

ですが今、多くの映画館で夫婦50割は終了となり、新たに夫婦という縛りのない「ペア割」や、60歳以上なら誰でも利用できる「シニア割」が展開されています。

それぞれの映画館によって細かい割引条件が異なるので、チケットを購入する際は自分がどういう割引サービスの対象になるのか比較検討してみると良いですね。

私は今回、今も夫婦50割を実施しているイオンシネマの担当者に、夫婦50割の夫婦とは戸籍上の夫婦なのか、同居者なのか、同性ではダメなのか、など気になることについて直接詳しい話を聞いてみました!

ここでは、映画の夫婦50割が終了した理由や、現在も夫婦50割がある映画館、夫婦50割のルールなどについて詳しく紹介したいと思います。

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目次

夫婦50割が終了したのはなぜ?

好評だった夫婦50割が終了した理由としては、次の二点が考えられます。

一つ目は、映画会社の赤字対策としての経営戦略。

令和2年以降、新型コロナによるエンタメ業界への打撃は大きく、映画会社でも大幅減益が続いかことから、夫婦50割は多くの会社で見直しの対象になりました。

もう一つの理由は、多様化するニーズへの対応です。

夫婦のあり方が婚姻や同居等に限らず多様化したことや、個性を尊重するジェンダーフリーの考え方が普及したことで、どちらか一方が50歳以上なら2人とも割引価格で入場できる「ペア50割」が誕生しました。

ペア50割は、映画会社によって割引の条件が異なりますが、T・ジョイ、コロナシネマワールド、シネマサンシャイン、MOVIXなどで実施されています。

また、一人で映画を楽しみたいというニーズに応えるサービスとしては、ユナイテッドシネマ、TOHOシネマ、テアトルシネマ、109シネマズなどに、60歳以上を対象とした「シニア割」があります。

映画夫婦50割が今もある映画館

こうした中で、今も夫婦50割を実施している映画館があります。

全国展開している映画会社としては、95店舗の劇場を運営するイオンシネマで、20年という長きににわたって映画好きのシニア夫婦に嬉しい夫婦50割を継続しています。

夫婦50割チケットの購入方法は、当日の窓口販売だけでなく、窓口に並ばなくても予め席を確保できるeリザーブも利用できるので便利ですよ。

イオンシネマには、他にも毎月1日や毎週月曜日に割引価格で入場できるなど各種割引サービスがあり、上手く利用すればかなりお得感があります。

私も、実家の近くにイオンシネマがあり、帰省した時はちょっとしたスキマ時間に映画鑑賞ができるので、今回は何を観ようかな、と帰省のささやかな楽しみになっています。

イオンの夫婦50割、年齢証明はどうする

イオシネマの夫婦50割について、もう少し詳しく紹介しますね。

この割引サービスは、夫婦のどちらか一方が50歳以上なら2200円で二人が入場できるので、一人1800円(一般)に400円追加するだけという計算になります。

夫婦のどちらかが50歳になったら、すぐに使いたいですね。

映画館へ出かける時は、どちらかが50歳以上であることを証明できる免許証などを忘れないようにしましょう。

夫婦が2人とも50歳以上であっても、どちらか一人の年齢証明だけで割引が適用になりますよ。

夫婦50割は同姓じゃないとダメなの?

夫婦50割は、同姓の夫婦でないと使えないのでしょうか?

例えば、婚姻届を提出していない事実婚の場合は夫婦が別姓なのでどうなのかなと思ってイオンシネマに問い合わせたところ、夫か妻一人分の年齢証明があれば大丈夫ですよ、という回答でした。

また、同性夫婦や住所が異なる別居夫婦などについても聞いてみましたが、やはりどちらか一方の年齢証明があれば問題なく夫婦50割を利用できるとのことでした。

夫婦の形が多様化している現在、それぞれの夫婦に合わせて柔軟な対応をしてもらえるなら、映画館の窓口でトラブルになる心配もなさそうですね。

夫婦50割は夫婦じゃないとダメ? 親子やカップルでも入れる?

夫婦50割は、様々な夫婦の形に対応しているようですが、夫婦でなければ絶対にダメなのでしょうか。

このことについてイオンシネマからは、「夫婦50割は2004年に始まったサービスを継続しているもので、戸籍や性別等でお断りすることはないし、証明もどちらか一方の年齢確認だけでよい」との説明がありました。

20年前、夫婦でショッピング!など当時のイオングループで実施された夫婦を対象とした一連のサービスの一つとして始まった経緯があるようで、今後は名称変更も含めてゆるやかに変わっていくのかなと感じました。

どちらか一方の年齢確認だけなので、親子やカップルでもバレることはなさそうですが、やはり夫婦50割が始まった当時の趣旨を継続するなら、基本的には夫婦で利用するものだろうと思います。

また、イオンシネマには55歳以上なら誰でも一人1100円で利用できる「ハッピー55」もあり、夫婦50割のようにペアでの割引と、年齢によるシニア割の両方が用意されているのは映画ファンにとっては実にありがたいことですね。

夫婦50割終了はなぜ? まとめ

夫婦50割は多くの映画館で終了し、夫婦という形にとらわれないペア割や、一人で利用できるシニア割という新しい割引サービスに移行しています。

まずは、どこの映画館でどんな割引が利用できるのかをチェックしましょう。

劇場のスクリーンで観る映画は、スケールが大きく臨場感があって感動もひとしおですから、お気に入りの映画館へ通う楽しみはあなたの人生をさらに豊かにしてくれると思います。

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