血圧手帳は、ダイソーをはじめ、100均には売っていません。
以前は無料でもらえましたが、現在は、無料配布は減っていて、一部の薬局やクリニック、病院のみです。
ただし、有料で血圧手帳を販売しているケースが増え、ネットでの購入もできます。
さまざまなアプリも開発されているため、自分に合う方法で血圧を管理しましょう。
今回は、血圧手帳がダイソーなどで売っていない理由や、ネットで購入できる血圧手帳のおすすめ、血圧アプリのおすすめなどについて、詳しく解説します。
血圧手帳はダイソーに売ってない?セリアやキャンドゥは?

血圧手帳は、ダイソーに売っていません。
近隣の店舗に問い合わせたところ、以前は販売していたようですが、現在は廃盤になってしまったようで販売していません。
セリアやキャンドゥなど、他の100均でも血圧手帳は見つかりませんでした。
ただ、ダイソーでは5種類ある「もしもノート」の1つである「けんこうノート」があり、自分の健康について書き込めるようなノートがありました。
日々の血圧の数値は記入できませんが、健康診断の結果や既往歴、飲んでいる薬の他、もしも入院することになったら持ってきてほしいものなど、細かい情報が書き込めるノートです。
自分の健康について不安がある方や、もしものときに困らないように情報をまとめておきたい方におすすめです。
血圧手帳の無料配布は終了した?

血圧手帳の無料配布は、多くが終了しています。
以前は、かかりつけのクリニックや病院、薬局などで血圧手帳の無料配布がありました。
しかし、多くは終了してしまいました。
それには以下の理由があります。
- 製薬会社が血圧手帳の製造をやめた
- ペーパーレス化が進んだ
製薬会社が血圧手帳の製造をやめた
血圧手帳の無料配布が終了した理由の1つ目は、製薬会社が血圧手帳の製造をやめたためです。
以前は、血圧の薬は需要もあり、多くの製薬会社が血圧の薬を開発し、血圧手帳を無料配布していました。
ただ、ジェネリック医薬品によって、新薬の血圧の薬は売れなくなり、それに伴って血圧手帳の製造もやめてしまいました。
現在は、血圧手帳の製造をしている製薬会社は数社のみです。
ペーパーレス化が進んだ
血圧手帳の無料配布が終了した理由の2つ目は、ペーパーレス化が進んだためです。
ペーパーレスが推進され、書類や明細類もアプリやネットで管理できるようになりました。
血圧手帳も、従来の手帳だけでなく、アプリやネットが増えています。
血圧手帳がもらえるところはあるのか

血圧手帳は、一部の薬局やクリニック、病院でもらえます。
血圧手帳を製造している製薬会社は少ないです。
そのため、製薬会社から血圧手帳を配布されている一部の薬局やクリニック、病院では、無料でもらえる可能性があります。
ただ、無料配布は減ってきており、無料配布ではなく、販売という形で血圧手帳を取り扱っているケースもあります。
お近くの薬局やクリニック、病院に問い合わせてみましょう。
また、日本高血圧協会でも血圧手帳を販売しています。
血圧の記録だけでなく、高血圧になるとなぜいけないのか、日常生活の注意点など、うれしい情報がたくさん記載されています。
血圧手帳は楽天やアマゾンで買える?
血圧手帳は、楽天やアマゾンなど、ネットで購入できます。
おすすめの血圧手帳を2冊紹介します。
この血圧手帳は、血圧をグラフで管理できる他、体重の記載欄もあり、備考欄も大きいです。
血圧だけでなく、丁寧に記録して体調を管理したい人におすすめです。
こちらの血圧手帳は、携帯にも便利なA6サイズです。
毎日朝晩の血圧を記録できるシンプルな手帳なので、続けやすいですね。
血圧手帳の代わりになるアプリは?

血圧手帳でなく、アプリで血圧を記録する方法もあります。
おすすめのアプリを3つ紹介します。
血圧ノート
血圧ノートは、毎日の血圧の記録を自動でグラフ化できる無料アプリです。
値が目標値以内の場合とそうでない場合で、自動で色分けがされるため、一覧として見やすいです。
薬を飲んだかどうかのチェックも簡単にできるため、血圧の薬を飲んでいる人にうれしい機能ですね。
OMRON Connect
OMRON Connectは、オムロンが提供する無料アプリです。
OMRON Connectに対応した機器で測定すれば、記録を自動でアプリに送信できるため、入力が面倒な人にもおすすめです。
データは簡単に出力できるので、受診時は印刷して医師に確認してもらえます。
Health Face
Health Faceは、iPhone限定の有料アプリです。
こちらは血圧手帳だけでなく、食習慣・体重・運動など、あらゆる健康データを管理できるアプリです。
他のアプリとショートカットで登録したり、スマートウォッチと連動することで、入力の手間も省けます。
血圧手帳はダイソーに売ってない?まとめ
血圧手帳は、ダイソーなどの100均には売っておらず、無料配布も少ないです。
ただ、無料配布が少なくなっても、高血圧症が減ったわけでなく、むしろ生活習慣の変化によって、高血圧患者は増えています。
高血圧症は、さまざまな恐ろしい病気を引き起こす原因となります。
自分に合った方法で、日々の血圧をしっかり管理し、健康を守っていきましょう。