芳香剤って色々と種類がありますけど、香りのついた液体が入っている瓶にスティックを入れるタイプのものありますよね。
あのタイプのものって液体がすぐにスティックに染み込んでしまって、長持ちしないんですよね。
とはいえ、入れるスティックの本数を減らしたり、スティックを逆さまにして入れることで通常より長持ちさせる方法もあります。
今回は芳香剤のスティックを長持ちさせる方法や、スティックの代用について詳しくお話ししていきたいと思います。
芳香剤のスティックを長持ちさせるポイント

スティックの本数を減らす
スティックの本数が多いほど、お部屋に広がる香りは強くなりますが、その分スティックの消費は増えます。
最初はスティックを少ない本数で入れておいて、香りが弱くなってきたらスティックの追加をしましょう。
そうすることで、香りを長く楽しめるようになります。
人の嗅覚は順応しやすく、鼻が香りに慣れてしまうと香りが弱くなったように感じてしまうので、最初からスティックをたくさん入れずに少ない本数で入れ、徐々に増やしていくようにしてください。
スティックを逆さまにして入れ直す
香りが弱くなってきたと感じたら、スティックを逆さまにして入れ直しましょう。
そうすることで、しばらくは香りが強くなります。
ただ、逆さまに入れ直す際に素手で触ってしまうと、香りが指についてしまってしばらく取れません。
ビニール手袋をしたりティッシュペーパーなどを使って作業をするといいと思います。
グリセリンを入れる
香りのついた液体の入っている瓶にグリセリンを少し入れましょう。
グリセリンは液体の蒸発を抑える働きがあるため、スティックはもちろん香りそのものも長く楽しむことができるようになります。
入れる量についてですが、香りのついた液体の分量に対して5%~10%、約小さじ1杯のグリセリンを入れるようにしてください。
またグリセリンは薬局でも購入できますし、Amazonや楽天などのインターネット通販でも購入可能なので一度見てみるとよいでしょう。
無水エタノールを入れる
この方法はエタノールを使っている芳香剤に限りますが、瓶の中の液体が少なくなってきたら少しだけ無水エタノールを入れてあげてください。
そうすることでスティックを追加したり、新品に換えなくても香りが戻ってきます。
無水エタノールもグリセリンと同様に、薬局やインターネット通販で購入できますので、ぜひ試してみたください。
芳香剤のスティックってそもそも名前は?

「リードディフューザー」と言います。
とてもオシャレな見た目で20代~40代の女性には大人気ですが、意外と名前が知られていないんですよね。
私も名前が分からなくて、ちょっと前まで「木の棒が瓶にさしてあって、いい香りがするやつ」と言っていました((笑))
ラタンなどのリードと呼ばれるスティックが香りのついた液体、つまりフレグランスオイルを吸い上げることで芳香します。
とはいえ、リードディフューザーと言っても伝わらないことが多いと思うので、木の棒を入れる芳香剤と言ったほうが相手も分かるやもしれません((笑))
芳香剤のスティックって何かで代用できる?

結論から言うと、代用はできません。
リードディフューザーのスティックの材質は、一般的にラタン(籐)です。
竹串や割り箸などを代わりに使っている方が多いようですが、それだと吸い上げが悪いため、香りは広がりません。
スティックだけでは売っていないという方も見かけますが、無印良品、東急ハンズ、LOFTなどで売っていますし、インターネット通販であれば確実に購入できます。
私も代用はできないものかと思っていましたが、割り箸でやってみたら、瓶の中にオイルは入っているのに香りが全くなくて諦めました。
というわけで、リードディフューザーのスティックは専用のものを使うようにしましょう。
まとめ
一口に芳香剤と言っても色々と種類がありますが、今回はその中でもリードディフューザーについてお話ししました。
スティックの代用はできませんが、長持ちさせる方法はありますし、見た目もとってもオシャレなので、ぜひお部屋に置いてみてくださいね。