玄関ドアをスマホやアプリ、暗証番号などで開けることのできるスマートキー。
とても便利かつ防犯性も高いため希望する人も増えていますが、気になるのは後付けができるのか否かですよね。
結論から言うと、スマートキーの後付けは取り付けできる玄関ドアであれば可能です。
今回はスマートキーの後付けをする際に気を付けることやその費用、スマートキーを付けたときのデメリットについてお話ししていきたいと思います。
玄関ドアにスマートキーは後付けできる?
玄関ドアにスマートキーを後付けすることは可能です。
しかし全ての玄関ドアに取り付けられるわけではなく、後付けできないタイプの玄関ドアもあります。
スマートキーの後付けができない玄関ドアについて
スマートキーの購入を検討し始めた場合、必ず玄関ドアを見ながら以下のことを確認するようにしてください。
- スマートキーを付けるのに十分なスペースがあるか
- 引き戸でないか
- ドアノブの形が握り玉のタイプでないか
- サムターン(ドアノブなどのつまみ部分)が特殊なものでないか
スマートキーを取り付け出来るスペースがなければ、もちろん後付けできません。
また引き戸タイプの玄関ドア、持ち手の部分が握り玉になっているもの、サムターンが特殊な形をしているものには、スマートキーを付けることができないので注意してください。
スマートキーはけして安いものではないですから、事前に取り付けできるドアなのかをしっかり確認したうえで購入するようにしましょう。
玄関ドアに後付けする費用はどれくらい?
玄関ドアにスマートキーを後付けする方法は2種類あります。
1つは自分で後付けする方法、2つ目は業者に依頼する方法です。
それぞれ見ていきましょう。
自分で後付けする
両面テープを使って取り付けするものや、玄関ドアの鍵穴を利用して取り付けるタイプのスマートキーは、ドライバーさえあれば自分で後付け可能です。
自分で取り付けする分には工賃がかかることはありませんから、準備するのはスマートキー本体の費用のみになります。
スマートキー本体は大体1万~5万円ほどで購入できますので、自分で後付けする際は5万円以内に収まると考えてよいでしょう。
取り付け方は商品の説明書に記載されているので、ご自身で確認しながら行うようにしてください。
業者に依頼する
玄関ドアに穴を開けなければならなかったり、電気の工事が必要な場合は業者に依頼するようにしましょう。
スマートキーの本体価格は1万~5万円ほど、工賃は1万円~2万円ほどかかります。
ドアそのものの付け替えが必要な場合は工賃だけで数十万することもあるようです。
自分で取り付ければ確かに安上がりではありますが、業者に依頼してしっかりと付けてもらうと安心感がありますね!
スマートキーに交換するとデメリットはある?
スマートキーにするメリットは多いですが、もちろんデメリットがないわけではありません。
それぞれ見ていきましょう。
スマートキーにするデメリット
- 締め出されて家に入れなくなる
- 電池切れで鍵が開けられなくなり、家に入れなくなる
- 電子機器ゆえに故障などの思わぬ問題が生じることがある
デメリットはこれらが挙げられるでしょう。
ちょっとの間だから大丈夫だろう、と目を離したすきにオートロック機能ゆえ締め出されてしまうということがあるようです。
とはいえデメリットとメリットは表裏一体ですから、どちらも理解したうえでスマートキーを後付けするか否か決めてくださいね!
スマートキーにするメリット
- 鍵を持ち歩くことがなくなる
- 鍵穴がないため、ピッキングを防ぐことができる
- オートロックのものが多く鍵の閉め忘れがない
スマートキーにするメリットはこれらでしょう。
不正開錠される可能性は低くなると思いますし、鍵の紛失で悩むことがないというのは魅力的ですね。
締め出されるのは確かに困りますが、防犯という意味ではとてもしっかりとした機能というふうにも考えられます。
正直メリットと感じること、デメリットと思うことは人それぞれですから、みなさんがスマートキーを検討するうえでこちらを参考にしていただければと思います。
まとめ
今回は玄関ドアのスマートキー後付けに関して、費用やデメリットなどについてご紹介しました。
全ての玄関ドアにスマートキーの後付けができるわけではないので、事前に確認が必要です。
スマートキーの後付けを検討している場合、
- スマートキーを付けるのに十分なスペースがあるか
- 引き戸でないか
- ドアノブの形が握り玉のタイプでないか
- サムターン(ドアノブなどのつまみ部分)が特殊なものでないか
これらを必ず確認してください。
引き戸タイプや握り玉のドアノブ、特殊なサムターンのものはスマートキーの取り付けができません。
スマートキーの後付けができることを確認してから購入するようにしましょう。
費用に関してですが、スマートキー本体の価格は1万~5万円ほどです。
両面テープで付けるものや玄関ドアの鍵穴を利用して取り付けるものであれば、自分で取り付けられます。
しかし玄関ドアに穴を開けるなどの大掛かりな作業が必要な場合、業者に依頼しなければなりません。
その際、本体価格とは別に約1万~2万円の工賃がかかります。
スマートキーに交換するデメリットについてもお話ししました。
電子機器であるため故障などのトラブルはもちろんありますし、電池切れなどで家に入れなくなることもあるようです。
とはいえ、鍵の持ち歩きをしなくて済んだり、不正開錠を防ぐことができたりとメリットもあります。
スマートキーを付けることで自分にはどのようなメリットとデメリットがあるかをしっかりと考えてから、購入するようにしましょう!